話題だから欲しいはダメ？ Apple Watchに向いていない人に共通する特徴
最新ニュースやSNSの投稿を見て「自分も買ってみようか？」と気持ちが動いている人も多いのではないだろうか。
しかし、Apple Watchをはじめとするスマートウォッチは、まだ、誰でもが便利に使えるという製品ではないとも言われている。
では、どのような人がApple Watch購入に向いていないのだろうか。
●iPhoneを持っていない人
Apple WatchはiPhoneとの接続・連携を前提とした商品だ。単体では、メッセージの受信もできないし、通信しなければナビなども利用できない。また、現時点ではAndroidスマホにも対応はしていないので、iOSユーザーしか利用できない。
●充電が面倒くさいと思っている人
Apple Watchをはじめとするスマートウォッチは、腕時計型のガジェット。しかし、一般的な時計と違い、電力消費が大きく、毎日の充電が必要となる製品が多い。
既存の腕時計のように。１〜２年に１回の電池交換、もしくは機械式やソーラー、発電式時計のように電池交換不要というわけにはいかない。
「スマホの充電も面倒」と思っている人には、現在のスマートウォッチ不向きだと言える。
●重い腕時計は付けたく無いという人
Apple Watchは、最も軽量そうなApple Watch SPORTSでも72g（ケース25g＋バンド47g）。既存の腕時計は、重い部類と思われるカシオの初代G-SHOCK（DW-5000）でも51.7g。女性に人気のカルティエのミス・パシャでは65g。Apple Watchは、既存の腕時計よりも重く、特にファッショ性の高い腕時計を利用している人には重く感じるかもしれない。
また、Apple Watchは10.5mmの厚みがあるので、女性に多い文字盤を腕の内側に向けた使い方にはあまり向かないだろう。
●小さな文字が苦手な人
Apple Watchは専用アプリをインストールすることでスマホのように、メッセージの確認やナビ、フィットネスなどの機能を追加できる。
しかし、画面のサイズはスマホよりも小さい1.5インチと1.65インチ。
スマホに比べて表示する文字や画像も小さく、少なくなるので、見難いと感じる人も多いだろう。
●防水や頑丈さが必要な人
アウトドアでの活動や水周りでの利用などが多い人は、防水や耐衝撃に強い腕時計が必要になる。残念ながら、Apple Watchに防水機能や高い堅牢性（対衝撃、防塵機能など）は搭載されていない。
●常時、ネットや通知などに縛られたくない人
Apple Watchを使えば、iPhoneを使う時間を減らすことができるかもしれない。
だが、常にApple Watchに通知されるメッセージや情報に拘束される可能性も否定できない。Apple Watchを使うことで、今まで会議中や移動中はiPhoneを使用していないシーンでも、通知や着信を確認できてしまうからだ。
Apple Watchは、iPhoneユーザーには便利な機器である反面、デメリットもある。これはApple Watchに限った話ではなく、スマートウォッチも共通する問題でもある。
甲斐寿憲
