テレビ朝日「しくじり先生 俺みたいになるな!!」(20日放送分)では、元サッカー日本代表で現在はタレント、解説者として活躍する前園真聖氏が出演した。

前園氏の“しくじり”といえば、2013年10月、酒に酔ってタクシー運転手に暴行をはたらき逮捕されるという事件があったばかり。その後、タクシー運転手とは示談が成立するも出演したテレビ番組は全て降板するなど彼の人生は一変した。

前園氏が教室風のスタジオに姿を表すと出演者達からは「しくじりたて」という冷やかしが。すると「相当お酒を飲み過ぎた。泥酔している状態で記憶が全くない。記憶が戻った時にはもう(警察署に)連れて行かれてた。お酒を飲んじゃいけないってことじゃない。飲み方だと思う」と切り出した前園氏は、「自業自得なんですけど、仕事もプライベートも全て失うことになった」と続け、自らの過ちを振り返った。

また、番組では絶頂期の自慢や女の子を口説き落とすテクニックなども交えてスタジオを盛り上げた前園氏。サッカーの話題になると三浦知良、ラモス瑠偉、中田英寿といった先輩や後輩との交遊についても語った。

まずは“キングカズ”こと三浦について「武田(修宏)さんは遊んでいるけど内容があまりない。薄いんで。カズさんの場合は練習する時は練習する。遊ぶ時は遊ぶために精一杯やる」とその違いを力説。ラモスについては「同席すると要注意なのがラモスさんと柱谷さん。熱い二人なんですけどサッカーの話になるとずっと討論している。(同じ席には)僕もいます、女性もいます。でも1回火が付くと3時間くらいずっとサッカーの話をしている」として「二人と飲む席を“死のグループ”」などと例えた。

さらに後輩・中田については「僕の3つ下でJリーグ開幕して仲良くなって20歳くらいから一緒に遊んだり今でも一緒にご飯を食べる。今はどこにいるのかよく分からないけど、帰ってきたら帰ってきたよっていう電話がある」という前園氏は、事件後も「僕が事件があった後もすぐに電話してきて“いいよ、出てこいよ”と。ご飯食べようと。で、一番最初に食べたのが中田だった。後輩だけれどもお兄さん的な関係性」と明かした。