22日から東京ビッグサイトで始まった「JATA世界旅行博2006」の会場風景。(撮影:久保田真理)

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世界の最新の旅情報を集めたイベント「JATA(ジャタ)世界旅行博2006」(主催・JATA国際観光会議、世界旅行博実行委員会)が22日、東京都江東区の東京ビッグサイトで始まった。24日まで。

 同イベントには、内外から131の国と地域が参加。外国政府観光局や旅行会社などが観光情報を展示するほか、アジアの国々がダンスなどを披露して、会場では太鼓の音や音楽が鳴り響いている状況だ。また、スーダン、チュニジアなどの北アフリカやエチオピアのレストランが出展。日本ではまだ珍しい現地料理を味わおうと、来場者の長い列ができていた。

 同日行われた記者会見でJATAの新町光示会長は今回のイベントについて、「南アフリカや中東など、これまで日本ではあまりなじみのなかった国々が、(観光客を呼び込もうと)活気のある展示を行っている」と話し、これらの国々が日本のマーケットに強い関心があると説明した。

 会場時間は、午前10時から午後6時(最終日は午後5時)まで。入場料は、大人1200円、学生600円、小学生以下は無料。【了】

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