参加すると、「子ども旅券」がもらえるゾウ

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各府省庁は24日と25日の両日、全国の小・中学生を対象に「子ども霞が関見学デー」を実施する。日本郵政公社や最高裁判所なども参加する。

 1996年の夏休みから、旧文部省が職員の子どもに親の職場を見てもらう狙いで始め、2000年からは全省庁が参加した。業務説明や職場見学などを通じて子どもが社会体験し、省庁等の理解を深め、家庭で話題にすることによって親子のふれあいを深めることが目的で、昨年は引率者と合わせ約8000人が参加した。

 今回は大臣と直接話す機会(内閣府、文部科学省など)があるほか、「操船シュミレーターで東京湾クルーズに出発しよう」(国土交通省)、「税金のゆくえをチェックしよう」(会計検査院)、「君も臭気判断士」(環境省)、「消防車にさわって、のってみよう」(消防庁)など、さまざまなプログラムが用意されている。昨年、最も参加者が多かった農林水産省は、木工教室や海藻で押し花を作る。

 当日、興味に合わせて霞が関を自由に歩くことができるよう、参加者には各省庁等のプログラムと地図が入った「霞が関子ども旅券」を配布、スタンプラリーも実施する。問い合わせは各省庁等の担当まで。【了】
 
■関連リンク
平成17年度「子ども見学デー」について(文部科学省)