フランスからやってきた大道芸集団「カラー・メカニック」が、1日から六本木ヒルズ66プラザでアクロバチックな演技を披露、通行人や来訪者を魅了している。6月5日まで。

 「カラー・メカニック」は、ヒルズが4月から当地で開催している世界の大道芸集団を集めた“World Street Performance”(ワールド・ストリート・パフォーマンス)の最終組で、5人のメンバーがそれぞれ1.5メートルほどのスプリング付きのスティルツ(金属製の竹馬)に乗って、トランポリンなどを使って、飛んだり跳ねたりのダイナミックな演技をみせている。

 幻想的な音楽とともにスティルツに乗った3メートル超の“巨人たち”が出現すると、通行人や来訪者が一斉に足を止めて、華麗なジャンプや優雅なダンス、コミカルな演技に見入った。お母さんと一緒に神戸からヒルズに遊びに来て、初めてこのパフォーマンスを見た4才の中田澪ちゃんは「なわとびやトランポリンでのハイジャンプが面白かった」と感想を話した。

 パフォーマーのマリーノさんは「日本人の観客は、最初はとてもシャイ。でも、段々と盛り上げてくれたから、ノリはいいよ」と、週末の公演に最高のパフォーマンスを約束した。同グループの日本の公演は今回が2回目で、夏からはスペイン、イタリア、ドイツで公演を予定している。

 ワールド・ストリート・パフォーマンスにはこれまでにジンバブエ、日本、オーストラリアの3カ国からそれぞれ大道芸を得意とするグループが登場して、アフリカン・アクロバットや2本のロープを使ったなわとび、大きな風船を体に付けたアクロバチックなパフォーマンスなどを披露した。

 「カラー・メカニック」の公演時間:4日、5日とも午後12時、2時、4時【了】

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