総額約343億円の国費を投じた東郷ダム(北海道富良野市)と関連事業が、着手から約40年経過してもダムの漏水が直せず、いまだに貯水できないのは問題だとして、会計検査院は2011年9月22日、農林水産省に計画見直しを求めた。東郷ダムは1972年度から北海道開発局が実施している国のかんがい事業の一環で、77年度にダム本体が着工した。検査院によると、当初の総事業費は約80億円。写真は、水など一滴も無い東郷ダム。以上共同通信