成都、西安、鄭州、杭州、武漢など、10月だけでも9都市で反日デモが発生し、同時に日本ブランドの不買運動にも火がついた。尖閣諸島問題を発端とする反日デモは中国全土で展開する日本ブランドにも大きな影響を落としている。その後を追った。日本企業の悲鳴はまず税関から上がった。上海では通関で商品を止められるケースが今でも続いている。 「通常は輸入商品10ケース程度が抜き打ち検査の対象になるが、最近は40ケースに増