「休日も仕事」「愚痴を言わない」心の底から「親ってすごいなぁ」と思ったエピソード

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当たり前のように思っていたけど、ふとしたきっかけで自分の親がすごかったことに気づく。こんな経験、誰でもありますよね。社会人になり、自分を育てていた頃の親と同じような年になって、初めてわかることもあります。心の底から自分の親に感心したエピソードを、社会人のみなさんに聞きました。

■仕事がすごい
・「会社を経営していたので、経営は難しいのにすごいなぁと思っている」(男性/32歳/電機)
・「新卒で入社してから、一度も転職せず定年まで働き続けた父親がすごい」(男性/25歳/その他)
・「仕事の愚痴を言わない」(女性/27歳/学校・教育関連)
・「今の自分では到底考えられないほどの収入を得ていた」(女性/25歳/医療・福祉)

社会人になると、仕事を通して親の別の一面が見えてきますね。

■働き者ですごい
・「平日はサラリーマン、土日は祖父母の経営する小売店を手伝って、365日休みがまったくなかった。ありえない母親だった」(男性/36歳/機械・精密機器)
・「母親はフルタイムで仕事をしながら家事もこなし、姉の子供の世話や地域の集まりまで、いろいろとこなしている」(女性/30歳/食品・飲料)

母は強し。でも、ときには休ませてあげないといけませんね。

■子育てがすごい
・「公立学校の教師の父と専業主婦の母で、私を含む5人の子供を社会人となるまで育てた」(女性/32歳/医療・福祉)
・「自分と同じ年の頃、子ども2人を育てていた」(女性/31歳/学校・教育関連)
・「自分が大学を出るまでの金額を計算したら、すごいことになった」(女性/28歳/ホテル・旅行・アミューズメント)
・「子どもの嘘を見抜く」(女性/41歳/マスコミ・広告)

親の子育てに、改めて感心する人はたくさんいました。確かに、家庭によって事情は違っても、みんな努力したはずです。

■家事がすごい
・「学生時代、毎朝早起きしてお弁当を作ってくれていた」(男性/30歳/その他)
・「どんなに文句を言ったりケンカしたりしても、何だかんだご飯を作ってくれる母はすごい」(男性/43歳/機械・精密機器)
・「父は日曜大工が上手で、いろいろなものを作っていた」(男性/32歳/学校・教育関連)

ごく普通の家事でも、報酬もなしに毎日となると本当に大変です。

■子どもへの想いがすごい
・「川で溺れかけたときに、父が服を着たまますぐさま飛び込んで助けてくれた」(男性/22歳/学校・教育関連)
・「倒れて会社を休むことになったとき、母の優しさに触れて感動した。そっとしておいてくれたし、こんなダメなやつになっても愛してくれる母親に、心の底から感謝した」(女性/28歳/その他)
・「命がけで産んでくれた」(女性/34歳/その他)

子どもがいくつになっても変わらないのが、我が子に対する親心。つらいときにこそ支えてくれる親はやっぱり、すごいです。

親のすごさに気づいたら、やることは二つ。一つは、見習う努力をすること。身近にすばらしい人がいたのですから、ぜひできるところは見習って、自分も成長しましょう。二つ目は、感謝すること。その気持ちを態度で示すのはもちろん、照れくさくても、たまには言葉で伝えてみてはいかがでしょうか。

文・中島理恵

調査時期:2015年3月
アンケート:フレッシャーズ調べ
集計対象数:社会人371人(インターネットログイン式アンケート)