こんなことがあり得る?!82歳の女性のおなかに40歳の胎児を発見!

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腹痛で診察に訪れたコロンビア人の82歳のおばあちゃん、実は「石児」と呼ばれる40歳になる子供がおなかの中に居ることが発覚!この石児、稀ながら過去に約300の症例が残っているとか。どういったもの…?

コロンビアのボゴタにある病院「Hospital De Tunjuelito」で発見。お医者さん達は最初、おばあちゃんが胃腸炎を患っていると思ったものの、診察を進めていく上でこの赤ちゃんを発見…!

既に亡くなり石灰化した石児は、子宮外妊娠の結果その子供がおなかの中で亡くなった後、お母さんの体が、自らを感染症から防ぐために石灰化することによるものだそう。

子宮外妊娠の可能性は1万1000分の1で、さらに石児になる可能性はその2%に満たないとか。おばあちゃんはその後石児の除去手術を受けることに。

最初に症例が発見されたのは1582年のフランスで、68歳の女性から28歳の石児を発見。それ以来わずか約300件の症例にとどまっています。石児を持つ女性は通常、合併症などを引き起こさない限り気付かないことが多いとか。

こんな話を聞くと、今後腹痛のたびにちょっとドキっとしてしまいそうですね。

参考:
40-year-old fetus found in 82-year-old woman: report
http://www.nydailynews.com/life-style/health/40-year-old