豊尻用パッドにヘロイン隠される(画像はnbclosangeles.comのスクリーンショット)

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麻薬取締法違反につき、このほど米マサチューセッツ州バーンスタブル郡ボーンで逮捕された33歳の女。はいていた“豊尻用下着”のパッドの中にはヘロインが隠されていた。

日本人女性が「モデルさんのような小さなヒップに憧れる」と言う一方で、アメリカの女性は「ジェニファー・ロペス並みの大きなヒップに憧れる」と言う。そこでアメリカでは、“パンツスタイルのお尻に自信を”とボリュームパッドが入った下着が人気だが、これをドラッグ隠しとして悪用する女性がいた。

9月16日、ボストンの南東に位置するマサチューセッツ州のバザーズベイで、ボーン警察署による一斉検問において女2人が逮捕された。車に大量のドラッグを隠し持っていたとして逮捕されたのは、運転席にいたジル・ロイ(33)と助手席にいたジェニファー・ジョンソン(32)。助手席のシートの下や化粧ポーチからマリファナや鎮痛剤などが発見された。

だが『nbclosangeles.com』が伝えているところによれば、このたびの事件では違法薬物の隠し場所としてロイがはいていた下着に注目が集まっている。ボーン警察署はボリューム感のあるロイのヒップについても疑いを持ち、脱いで見せるように命じたが、ロイは「お尻が小さいから豊尻用下着を着用しているだけだ」とそれを拒否。しかしそのパッドからはヘロインが発見された。ブラジャーのパッドにドラッグを忍ばせる事例は多いが、ヒップパッドとはアメリカの女性らしいと人々の苦笑を買っている。

マサチューセッツ州では現在、エイズから片頭痛まで医師の承認により患者は医療用マリファナを鎮痛、沈静、催眠などの目的で所有することが合法となっているが、ロイはその許可証となるカードを携帯していなかった。裁判では麻薬取締法違反を含む複数の罪に問われるもようだ。

※ 画像はnbclosangeles.comのスクリーンショット。
(TechinsightJapan編集部 Joy横手)