四国 高知で過去2番目に早い夏日 3月の観測史上最高を更新した地点も
四国地方はおおむね晴れて、各地で気温は20度を上回り、25度以上の夏日となっている所もあります。体を動かしていると汗ばむくらいとなるでしょう。まだ暑さに慣れていない時季、熱中症に注意が必要です。
高知では統計開始以来2番目に早い夏日 3月の最高気温を更新した地点も
きょうの四国地方は、朝まで気圧の谷や前線に伴う雲が広っていたため、夜間に地上付近の熱が上空に逃げにくくなり、朝の冷え込みは抑えられました。このため、今朝の最低気温は各地で10度以上と高く、沿岸部では15度前後と暖かい朝となりました。きょう日中の気温は、朝から高いスタートとなったことに加え、昼前からは晴れて強い日差しに後押しされて早いペースで上がりました。各地で20度を超え、高知県内では所々で25度を超えて初夏の陽気となりました。
高知市では早くも昼前に25度以上となり、今年初めて夏日となりました。これは、1886年の統計開始以来2番目(最も早かったのは1962年2月11日)に早い夏日で、昨年の4月22日よりも1か月以上早くなりました。
また須崎で27.4度まで上がるなど、3月の観測史上最高を更新した所があります。
熱中症は夏に限りません。まだ体が暑さに慣れていないこの時季から注意が必要です。こまめに水分補給をしたり、休憩をとるなどして体調管理に気をつけましょう。
季節先取りの暖かさは金曜日ごろまで 週末以降はこの時季らしい気温に
ここ数日、暖かい空気に覆われて気温が上がりやすくなっています。金曜日にかけて、気温は平年より高い状態が続くでしょう。ただ、金曜日に雨が降った後はこの時季らしい気温になり、日中も肌寒く感じる日がまだありそうです。
週末の気温の変動に注意し、まだ上着や羽織るものは残しておきましょう。