モナコFWラダメル・ファルカオがマンチェスター・ユナイテッドに移籍するようだ。スペインからの情報が確認された。ファルカオは1年のレンタルでマンUに加わる。

マンUは1年レンタルのためにモナコへ1200万ユーロ(約16億4000万円)を支払うという。さらに、選手には税込で2400万ユーロ(約32億8000万円)のサラリーを支払うそうだ。

同選手の去就に関しては最近、ユヴェントス、マンチェスター・シティ、アーセナル、レアル・マドリーを巻き込んでの騒ぎとなっていた。そのメロドラマは衝撃のフィナーレを迎えるようだ。

ユヴェントスは様子をうかがっている。アンドレア・アニェッリ会長はジュゼッペ・マロッタ代表取締役やファビオ・パラティチSDと、ファルカオのレンタル移籍での獲得というオファーを変更しないことで合意しているのだ。予算はかわらず、総額2000万ユーロ(約27億3000万円)である。

モナコから朗報が届かなかった場合、ユヴェントスはこれ以上攻撃陣の補強をせずにマーケットを終えるだろう。クラブの方針は、今後数カ月をかけて一線級のほかのチャンスを検討するというものだ。再び二クラス・ベントナーやニコラ・アネルカ、パブロ・オスバルドの例を繰り返すことはしたくないのだ。つまり、ファルカオを獲得するか、何もなしかのどちらかというわけである。