インテルは1日のセリエA第26節で、ローマと敵地で0−0と引き分けた。スコアレスドローに誰も満足していないが、ワルテル・マッツァーリ監督は違うようだ。ローマを抑え、勝利にも迫ったチームと見ている。

「我々の前半は素晴らしかった。ボールをポゼッションし、プレーを統率したね。今年は築くための一年なんだ。我々は成長している。選手たちは私が望むことを理解し始めているよ。前半は1、2ゴールを決めることもできたから、残念だ」

「(リカルド・)アルバレス? 交代させたのは残念だったが、またケガをするリスクもあったんだ。彼は良いプレーをしていた。(フレディ・)グアリン? 彼にはラストパスが足りなかった。彼は独創的な選手の一人だ。ときに休むこともあるさ」

「私はとても満足しているよ。我々は勝ち点5、6を“貸し”にしている。これまでの試合を見れば、我々がいかに不運でもあったかが分かるはずだ。例えばジェノヴァでの試合とかね。ドローが11試合? 今年はそういう年なんだよ」

両チームにPKが与えられてもおかしくない場面があったが、マッツァーリ監督はこれには触れず、次のように述べている。

「主審の決定がより影響しないように、技術の導入はどんなものでも大歓迎だ。生活のあらゆるところで技術の助けがある。どうしてサッカーではダメなんだ? ただ、テクニカルなことを考えれば、簡単なものではないと思う。それは専門家が考えることだ」