2014年1月よりスタートするTVアニメ「ノラガミ」と「ハマトラ」の合同イベント『ノラハマFes』が、12月29日(日)に中野サンプラザで開催された。昼、夜2回開催されたイベントのうち、昼の部の模様をお伝えする。

出演者は下記の通り。

【ノラガミ】
夜ト(やと)/神谷浩史 ※ハマトラのアートとしても出演
壱岐(いき)ひより/内田真礼
毘沙門(びしゃもん)/沢城みゆき
兆麻(かずま)/福山潤 ※ハマトラのバースデイとしても出演
【ハマトラ】
ナイス/逢坂良太
ムラサキ/羽多野渉
アート/神谷浩史 ※ノラガミの夜トとしても出演
はじめ/加藤英美里
バースデイ/福山潤 ※ノラガミの兆麻としても出演
レシオ/中村悠一
MC/鈴木健太(MBSアナウンサー)

『ノラハマFes』夜の部オフィシャルレポートはこちら


客席が暗転し、「ノラガミ・ハマトラ・コラボイベント・ノラハマFes.開幕!」という神谷さん、逢坂さんの声が響くと客席は歓声に包まれた。緞帳が上がると本日の出演者である、神谷さん、内田さん、沢城さん、福山さん、逢坂さん、羽多野さん、加藤さん、中村さんが登場し、それぞれ一言ずつ挨拶をした。


■ノラガミコーナー

アニメ「ノラガミ」のコーナーから。神谷さん、内田さん、沢城さん、福山さんが再度登場し、各々が演じる役の特徴を述べていく。

続いてアニメ「ノラガミ」の第一話先行上映。夜ト役の神谷さんが「アクションシーンに注目してください」という注目ポイントが伝えられた。


アニメの上映が終わると再びキャストが登壇し、感想を述べた。「妖(あやかし)が怖かった」という沢城の感想など客席からも笑いが起きた。オープニングやエンディングがまだ入っていないままでの上映だったが、「さっき見せてもらったらすごくかっこよかった。期待していてください」という言葉に客席の期待値もあがったことだろう。毘沙門演じる沢城さんも、「戦っている毘沙門が一番かっこいいので見てほしい」と述べた。

続いてのコーナーは「『夜ト電話』で、悩み事解決!」。登壇をしてるキャストの悩みを聞いて解決しようというコーナー。ひとつ目、発表されたのは内田さんの「記憶力がない」という悩みだった。本当に記憶力がないと言う内田さんに、神谷さんが「何事にも興味を持つことが大事じゃないか」と提案してみたりするが「結局は自分次第」ということで収まった。

続いては「肩こりがひどいので肩を揉んでほしい」という悩みが発表された。誰の悩みですか?とMCが探していると、映像が映し出された。そこには大黒役の小野大輔さんが登場。髪型を大黒に似せて話している小野さんに、会場やキャストから笑いが起きている中、神谷さんが「マッサージ店に行けばいいんじゃない」と、夜ト役らしく解決策を提案。

そして続いては「自転車が見当たらないのですが…?」という沢城さんの悩みが。「自転車は管理番号があるから見つかるよ、何年も経ってボロボロになって帰ってくることも…」と言葉が飛び交うと「さみしい…」と沢城さんが呟いた。

続いては「無限の体力が欲しい」という悩みが表示された。その悩みは神谷さんの悩みであり、「2回まわしのイベントとかつらいんだよね…だから夜とか心配」と呟き、MCから「僕が心配になってしまいます」という突っ込みをされてしまった。

続いての悩みは「たくさん♥」という言葉が発表されると、それは豊崎さんの悩みだったようで、ビデオメッセージが流れた。夜トへの細かい願い事をたくさん言っていくと、「これパシリじゃん」という突っ込みをされ、客席から笑いが起きた。

最後に「友達を作る気が起きません。どうしたらいいですか?」という言葉が表示されると福山さんが挙手をした。「本当に!?」と疑われながらも、「さみしいからいっぱい喋るんですか?」という沢城さんの的確な突っ込みに本気でへこんでしまった様子の福山さんに、キャストや客席からもたくさんの笑いが起きた。

そして続いてはノラガミの告知のコーナー。原作情報、放送情報や音楽情報、そして特別企画が発表された。「クイズに答えてプレゼントGet!!」という企画だ。クイズに正解するとキャスト陣のサインが入ったパンフレットのプレゼントがゲットできる。神谷さんから「第二話で初登場する雪音くんの第一声はなんでしょう?」という質問が発表された。詳細は後日、公式サイトで発表されるとのこと。


■ハマトラコーナー

続いてはハマトラコーナー。ハマトラのPVが流れ、キャストが登場すると客席から盛大な拍手が起きた。ハマトラの出演者である逢坂さん、羽多野さん、神谷さん、加藤さん、福山さん、中村さんが登場し、各々ハマトラのキャラクターの個性や特徴を述べていった。中村さんがいきなり羽多野さんのクリアファイルを取り出し、笑いを誘った。

先行上映にあたって見どころを逢坂さんに聞くと、「全部と言いたいところだが一話は性格や能力が自己紹介のような感じになっているのでぜひ二話に続けてみてみてください」とのこと。

そしてハマトラ第一話が先行上映され、アニメの上映が終わると再びキャストが登壇し、ハマトラ最高だね!とキャスト陣は盛り上がった。中村さんが再びハマトラのエンディングを担当している羽多野さんのクリアファイルを持っており、MCが突っ込むと今日の会場このCDを予約するともらえます!と告知をして笑いを誘った。

キャスト陣全員がクリアファイルを持っており、服の中に入れてチラリと羽多野さんが見えるように笑いを誘っていた。そのとてもシュールな映像に客席も笑いに包まれた。キャラクターのネーミングも気になるという言葉が出ると、福山さんから「これから語られますよ」と含みを込めた言葉を発し、キャスト陣を盛り上げた。それぞれの能力も先行上映された第一話ではそこまで明かされることもなく、キャスト陣にも必要な範囲しか情報を教えてくれていないようで試行錯誤しながら演技もしていると語った。

続いてのコーナー「みんなで解決しよう!!トランカーくんからの依頼」のコーナー。ハマトラのマスコットキャラクターであるトランカーくんが登場し、「某しましまのトラや、縦のユニフォームのトラのように、人気者になりたい。」というトランカーくんの悩みが発表された。

キャスト陣全員、スケッチブックに解決方法を書いて発表した。それぞれの回答はこのようになった。
中村「球団を買う」
福山「中は女性(Fカップ)が全裸で入っていると公式プロフィールにのせる」
神谷「avexが頑張ればいい。Hikariもよろしく」
羽多野「エンディング曲を歌う」
加藤「飛び跳ねるなど決めポーズを作る」
逢坂「バク転をする」

個性的な回答が並んだが、中村さんの回答が選ばれた。「何十億いくの?」と中村さんが聞くと「お金ならいくらでもある」とトランカーくんが言い、「じゃあ売り出さなくていいじゃん」と中村から突っ込みされた。そしてもうひとつ。「今年を代表するゆるキャラ○○なっしーのように、いつかしゃべるときがきた時様に決めセリフが欲しい」という悩みが発表された。

加藤「トラトラトラ、ハマトラだよ♪」
羽多野「海が呼んでる」
逢坂「脱いでもいい?」
福山「現実的と社会的死ぬならどっちがい〜い?」
福山さんはこのセリフを噛んでしまい、噛んだからいいですと投げやりになってしまっていた。
中村「やってやるぜ」
神谷「お前を食べちゃうぞ。あとHikariをよろしく。海が呼んでる」

トランカーくんが選んだのは、加藤さんの回答となった。

当てた中村さんと加藤さんにはトランカーのサイン入りステッカーをプレゼントし、トランカーのプロデューサーに任命された。「そんな重い任務やらされるの?」と中村さんがつぶやくと、笑いが起きるも福山さんの先ほどぼ回答「Fカップの女の子が見れるよ」と繋げると中村さんが「やります」と即答し、客席からは笑いが起きた。

そしてハマトラの告知コーナー。音楽情報が告知されると、キャスト陣が全員持ってきていた羽多野さんのクリアファイルを顔に当て、ダンスをしたりして、みんなでライブをしているようになり客席からは拍手と爆笑が起きてとても盛り上がった。さらにハマトラの3DSゲーム化が発表!

そして続いてはハマトラの告知のコーナー。放送情報や音楽情報、そして特別企画が発表された。「クイズに答えてプレゼントGet!!」という企画だ。逢坂さんから「はじめちゃんが第二話のカフェノーウェアで食べていたものはなんでしょう?」という質問が発表された。詳細は後日、公式サイトで発表されるとのこと。


イベントは終了に近づき、ノラガミの出演者も再び登壇し今日のキャスト陣全員が揃った。最後にキャスト全員で写真撮影のコーナー。客席で一緒に集合写真を撮った。写真撮影が終わると改めてエンディングの挨拶。

ハマトラキャスト陣。
中村「2作品合同でやらせていただくという変わったイベントに参加できて本当に貴重な体験ができました。作品始まっておりませんし、作品同士の関係性も距離がありますが次回こういう機会がありましたらどんどんノラガミさんと絡んでいきたいと思います。本当にどうもありがとうございました!」

福山「ハマトラ、もうすぐ始まりますので一話は見て頂きましたけれども、二話、三話とまた見て下さると嬉しいです。ありがとうございました!」

神谷「ハマトラご覧いただいた通り、すごい面白いです。僕たちはこの先数話までアフレコさせて頂いているので少し先の展開も知っているのですが、ものすごいことが起こりますので、ぜひそこまで付き合って頂ければと思います!よろしくお願いします!」

加藤「今日はたくさんのお客様にイベントに参加して頂けて嬉しいです。ハマトラの一話も見て頂けましたし、まだ一話なので謎がたくさんあると思いますがこれから謎が解けていくと思いますので、これからストーリーと共にハマトラの世界を楽しんでいただけると嬉しいなと思います。今日はありがとうございました!」

羽多野「今日一話を見て頂きましたが、シナリオの方でもかなり伏線がかなり細かくはられているらしく先の台本を読んでわかることも多くありまして、伏線がつながる快感も感じられると思います!ぜひ放送を楽しみにしていてください!あとエンディングもよろしくお願いいたします!」

逢坂「第一話を見て頂いて、世界観などなんとなくですが、わかってもらえるかなと思いましたがハマトラはゲームや漫画もありまして、そのすべてがハマトラの世界かなと思いますので、今日アニメを見て頂いて興味が沸いたなという方はぜひ漫画や音楽も見たり、聞いたりしてくださると嬉しいです!今日はありがとうございました!」

ノラガミキャスト陣の挨拶。
福山「二作品出させて頂いておりますが、ふたつとも全然違いますので両方とも楽しんでやらせて頂いております。ノラガミもいろんなものが待ち受けておりますので、ぜひ楽しみにしていてください。よろしくお願いします!」

沢城「放送これからですので、よろしくお願いします!やらせて頂いている毘沙門という女の人は本当にたくさんの人に助けられて過ごしていて、福山さんがやられているキャラもそうですし、井上さんがやっているキャラにも助けられております。本当にみんなに支えられながらやっておりますのでぜひ楽しみにしていてください。よろしくお願いします!」

内田「ノラガミは人と人とのつながり、心の絆というものが色濃く描かれている作品だなと思います。一話ではひよりと夜トの出会いが描かれておりますがこれからどんどん色んなキャラが登場します。見ていて感動したりする作品だなと思いますのでぜひ見てみてください。今日は本当にありがとうございました!」

神谷「本日はお越しくださいましてありがとうございました。2つの作品に出させて頂いて、ひとつは主役でもうひとつはメインのキャラで出させて頂いて本当にうれしく思いますし、今年最後にこのようなイベントに出演できることもとても幸せだなと思ってます。そしてノラガミは素晴らしい原作をアニメという形を変えたものでとてもいいものを作ってくださっているので、素晴らしいものを皆さまにお届けできると思います。楽しみにしていてください!そして原作もまだまだ続いておりますのでぜひ読んでみてください!よろしくお願いします!」

最後に、年末ということでお決まりの挨拶を。
神谷「それでは!」
逢坂「みなさま!」
全員「良いお年をー!」と叫ぶと銀テープが客席に飛び、緞帳は下がっていった。


<昼の部セットリスト>
01.オープニング
02.ノラガミ上映
03.ノラガミトークコーナー
04.ノラガミコーナー「『夜ト電話』で、悩み事解決!」
05.ノラガミ告知コーナー
06.物販告知
07.ハマトラ上映
08.ハマトラトークコーナー
09.ハマトラコーナー「トランカーくんからの依頼」
10.ハマトラ告知コーナー
11.写真撮影
12.エンディング


■TVアニメ「ノラガミ」放送情報

MBS:2014年1月7日から毎週火曜 深夜2:25〜(初回放送のみ 深夜2:15〜となります)
TOKYO MX:2014年1月5日から毎週日曜 夜11:30〜
テレビ愛知:2014年1月9日から毎週木曜 深夜3:05〜
BS11:2014年1月8日から毎週水曜 深夜3:00〜
※放送時間は変更になる場合があります。


■TVアニメ「ハマトラ」放送情報

テレビ東京:2014年1月7日から毎週火曜 深夜1:40〜
テレビ大阪:2014年1月10日から毎週金曜 深夜2:10〜
テレビ愛知:2014年1月8日から毎週水曜 深夜2:35〜
AT-X:2014年1月11日から毎週土曜 夜8:00〜/毎週月曜 午前11:00〜/毎週木曜 朝5:00〜/毎週金曜 夕方5:00〜
※放送時間は変更になる場合があります。


©あだちとか・講談社/ノラガミ製作委員会
©カフェノーウェア/ハマトラ製作委員会