インテルFWトンマーゾ・ロッキが、『インテル・チャンネル』のインタビューでサポーターからの質問に答えた。同選手は、自分が今のインテルにとってどれだけ必要不可欠な存在と考えているかと聞かれると、こう答えている。

「今は自分がとても、とても重要な存在なのは当然だ。でも、全般的にも、自分はインテルの役に立つことができる選手だと思っているし、インテルのために全力を尽くしている。来年も所属していると思うか? そうなることを願っている。それが僕の希望だ。でも、シーズンが終わってから話すことだね」

負傷者が続出していることについては、ロッキも次のように語った。

「これほど多くのケガ人が出たシーズンは経験したことがなかった。しかも残念なことに、すべてが連続して起きている。誰かが戻ってくると、別の誰かを失っているんだ。正直、こんなこと今までなかったよ」

インテル加入当初のことについて、ロッキはこのように振り返っている。

「ベストコンディションを取り戻すのは簡単じゃなかった。もっと早くに可能だと思っていたんだけどね。もちろん、コンディションはプレーしながら身についていくものだし、前半戦で僕は2試合しか出ていなかった。それからケガをしてしまい、また最初からになってしまったんだ。ちょっと時間がかかった。適応する時間も必要だったね。一つのクラブに9年いれば、変化は簡単じゃないんだ。でも、今は調子が良いよ」

また、これまで対戦相手だったMFハビエル・サネッティについても言及している。

「模範だよ。とても謙虚なカンピオーネ(最高級の選手)だと思っていた。すべてに勝ったのに、常に敬意を払うし、公正だからだ。こんなに面白い人だと思っていたかって? いや、それは本当に予想外だった。感じの良い人だとは思っていたけど、こんなに無邪気だとは思わなかったよ」