Twitterクライアントとして広く使用されているアプリの1つであるTweetDeckのAIR版、Android版、iPhone版の開発が中止になり、5月前半をもってそれぞれのアプリストアから削除されることが発表されました。今後、開発リソースをウェブベースのバージョンに注力するためだそうです。

An update on TweetDeck - The TweetDeck Blog
http://tweetdeck.posterous.com/an-update-on-tweetdeck


TweetDeck開発チームではウェブベースおよびChrome App、デスクトップPC向けソフトウェア、Adobe AIR版、Android版、iPhone版を提供していますが、ここ18ヶ月はモダンブラウザ向けのウェブベース版とChrome Appに注力し、たとえば新たな見た目と使い勝手、検索時のオートコンプリート機能やサーチフィルター、Tweetストリームの自動更新などの機能を搭載してきました。ウェブベース版を毎週リリースできたのは、ここ半年で開発チームを2倍に増員したためで、今でも増員は続けています。

しかし、TweetDeck AIRやAndroid版、iPhone版は3月5日が移行期限となっている従来のTwitter API v1.0を利用しているため、API v1.1対応版を出さずに開発を中止することを決定。開発リソースはウェブベース版とChrome Appに注力する方針としました。

このことについて、TweetDeck開発チームからは「すべてのユーザが満足する結果にはならないだろう」と認めて謝罪し、ウェブベース版とChrome Appが最高の“TweetDeck体験”を提供していくことになると語りました。

なお、開発中止が決まったものについては5月前半までにそれぞれが配信されているアプリのストアから削除され、機能も停止することになります。

TweetDeckのウェブベース版はこちら。

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