PHS電話なのに据え置き専用という斬新すぎるコンセプトが「災害などの非常時でもつながりやすい」「ボタンが小さい携帯電話よりも簡単に使える」と好評で自治体や法人との契約数が伸びた、という初代「イエデンワ」。その成功を受け、製品担当者自らが「まさかの新モデル登場です」と発表した製品がウィルコムの「イエデンワ2 WX05A」です。

外観は完全に普通の電話。並の人間ではPHSであることを見抜くことは不可能です。


メールやカメラ機能などは当然非搭載。


通話の際には受話器を使用。


スピーカーを内蔵しているのでハンズフリー通話も可能。割と地味ですが初代「イエデンワ」には無かった「イエデンワ 2」からの新機能です。


プッシュボタンは以下の通り。持ち歩きを前提にした端末では決して実現できない大きなキーが「押しやすい」と好評とのこと。


電波を受信するためのアンテナ。


前から見るとこんな感じ。


側面。



背面。


初代「イエデンワ」にはなかった固定電話回線用の端子を搭載し、一般的な固定電話に使用される回線とも接続可能なデュアル回線端末となっています。なお、写真は開発機のため表示が「LINE」となっていますが、製品版では「電話回線」となるとのこと。


底面。


単3電池×4によるバッテリー駆動で約8時間の連続通話が可能。


初代「イエデンワ(左)」と「イエデンワ 2(右)」を並べるとこんな感じ。


発信する際には固定回線かPHS回線を選んで利用可能となっており、ウィルコムの「だれとでも定額」に対応しているので連絡先がもっぱら携帯電話だけれども自分はめったに出先から電話をかけることはないという人におすすめ。なお、発売予定は5月下旬で価格は未定とのことです。



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