完全な方向転換だ。わずか数日、ちょっと話しただけで、「腐ったりんご」から「優秀な人間」である。記録的だ。ミランのシルヴィオ・ベルルスコーニ会長が『Radio24』の番組「Nove in punto」に出演し、FWマリオ・バロテッリについて語った。

バロテッリのミラン移籍があまり具体的なこととは思われなかったときに、ベルルスコーニ名誉会長は同選手を「腐ったりんご」と発言したが、今回は「私はドレッシングルームの平穏や誠意にとってのリスクについて話していた。だが最近、私はバロテッリと会った。まだ深くは分からないが、優れた青年、優れた人間だと思ったよ」と話している。

また、「自由の人民」党のリーダーでもあるベルルスコーニ名誉会長は、最初の家の不動産税の還付発表と、ミランのバロテッリ獲得と、どちらが選挙活動において影響あるかと聞かれると、次のように答えている。

「まったく考えなかったね。バロテッリのことの選挙活動への影響は、0.0%もない。600万人のミラニスタたちが喜んでいたとしても、ほかのサポーターたちは満足していないのだしね」