徹底的なサポーターだ。それは、選挙集会の舞台でも変わらない。ミランのシルヴィオ・ベルルスコーニ名誉会長は、「今夜は(マリオ・)バロテッリの2ゴールで眠れなかったよ」と語った。

また、同名誉会長はヴァレーリ主審がアディショナルタイムに与えたPKについて、疑問があることを認めた。ただし、「審判たちをこの上なく信頼している」ともつけ加えている。

レフェリーについては、ミランのマッシミリアーノ・アッレグリ監督もコメントしている。選手、監督たちと審判たちのミーティングの際に、同監督はこう語った。

「審判たちは良い仕事をしているよ。我々が先発メンバーを間違えたり、選手たちがピッチで間違えたりするのと同じだ。審判たちだって間違えることはある」

「誰もが不利になったことだけを見て、有利なエピソードは見ないというのは、普通のことだ。審判たちとはもっとうまく協力することが必要だよ。試合中に、人々にとって悪い例となるような好ましくないエピソードが起きないようにね」

もちろん、FWマリオ・バロテッリのデビューについては満足している。

「バロテッリは素晴らしい選手だ。イタリアサッカーの財産だよ。彼を獲得し、イタリアに連れ戻した(アドリアーノ・)ガッリアーニ代表取締役と会長が素晴らしかった。私は満足しているよ。イタリア代表も満足していると思う」