ミランのアドリアーノ・ガッリアーニ代表取締役が4日、FWマリオ・バロテッリの活躍でミランが勝利した前日のウディネーゼ戦について振り返った。

「バロテッリ? とてもうれしかったよ。彼のことはずっと誘っていたんだ。かなえるのが難しい夢だったんだよ。(ジャンパオロ・)パッツィーニがプレーするはずだったが、運命だったんだろう。ウォームアップもせずに彼がプレーし、我々はインテルに追いついた。バロがどれだけの勝ち点をもたらしてくれるかは分からない。でも、我々を強くしてくれる。ただ、パッツィーニでも我々は多くの勝ち点を挙げてきた。ミランを『バロテッリ依存』にしないでくれよ」

「雰囲気が変わったと思う。今朝、“ミニシーズンチケット”について仕事していたんだ。『5払えば7試合』というものだね。パルマ戦からだ。パッツィーニ? ドクターに話を聞いていない。彼が大丈夫であることを願っている。PK? ちょっとした騒動はあるべきだろう。主審と同じようにピッチからの目線でこういったエピソードを見たい。スタンドからは、(マウリツィオ・)ドミッツィのバロテッリに対するプレーはPKに見えたよ」

「バロテッリはイブラ(ズラタン・イブラヒモビッチ)と同じカリスマを持っている。開始35秒で決めていたら、とんでもなかっただろうね。体格からも、理想的な代わりだと思う。インテルのことは放っておこう。我々はいつものリズムで進んでいる。ウチには新しい選手が12人おり、少しその代償を払ったんだ。最初の4試合を考えたらね。来年はまた全員が同じ位置からのスタートだ」

「バルセロナ? 2シーズンで6度も対戦するなんて、信じられないよ。(シルヴィオ・)ベルルスコーニ? とても満足しているよ。(アレシャンドレ・)パトのことも満足だ。ケガが残念だったね。彼がうまくやれるように願っている。イブラの獲得は、今回ほど大変じゃなかったよ。ただ、このチームは絶対に来季に向けてのチームなんだよ」