『太陽を抱く月』NHK BSにて放送決定、キム・スヒョンら主演俳優が日本訪問
9日の午後、東京・渋谷に位置するNHKでは、彼ら3名を招待してトークショーを繰り広げる特別番組の収録が行われた。スタジオでキム・スヒョンとハン・ガイン、キム・ユジョンは『太陽を抱く月』関連で久々に再会し、それも日本で再会することになって喜びを分かち合い、番組の収録に入った。
キム・スヒョンは｢台本を読むやすごく興奮し、｢これは必ずやらないといけない｣と思った。歴史上に存在しない仮想の王であるだけに、自由に想像し表現することができた。特に、三国志の中の曹操を細密に描いたマンガ『蒼天航路』を参考にし、フォンのカリスマを描き出した。愛だけではなく、呪術のような非現実的な要素、推理劇のような構図も見どころだ｣と話した。
また、所属事務所の先輩であるペ・ヨンジュンの熱い支持も大きな助けになったと明らかにした。キム・スヒョンは｢最初から最後までペ・ヨンジュンさんが積極的にモニターチェックをしてくれた。毎回ドラマの放送が終了するやメッセージでよかったシーンや残念なシーンなどについて具体的に書いて送ってくれた。すごく心強かった反面、怖いと思うこともあった｣と笑顔で話した。
真冬の撮影中に誰よりも苦労を強いられたのは、劇中で巫女として出演するハン・ガインだった。彼女は｢フォンは身分が高く、室内での撮影が多かったが、私は山中のような野外撮影が多かった(笑)。すごく寒くて、いつもホッカイロを30〜40個体に貼っていたのだが、そのせいで低温やけどになり、今でも痕が残っている｣と言い、｢何よりも体力を補強しなければならないと思い、薬と健康食で耐え抜いた｣と、当時の苦労を明らかにした。続いて、｢大人のための童話のような作品｣と言い、『太陽を抱く月』の魅力を一言で強調した。
優れた演技力で劇の序盤から視聴者の視線を掴むのに大きな貢献をした子役のキム・ユジョンは｢一緒に共演した子ども時代のフォン役のヨ・ジングさんの演技から、成人となったフォンを演じるキム・スヒョンさんの演技に至るまで、可愛くも純粋だったフォンが成人になった後変化していく過程でその感情と悲しみを中心に見てくださるとうれしい｣と、しっかりと話した。
その後行われた記者会見では、お互いの第一印象を尋ねる質問にキム・ユジョンは｢『ドリーム・ハイ』でキム・スヒョンさんを見て男らしくて怖いイメージがあったが、いざ現場でお会いしてみると、いたずらも沢山するし、意外な面を沢山見せてくれて楽しく撮影することができた。ハン・ガインさんは神秘的な印象だったけれども、やっぱり隣にいても現実のように思えない｣と言い、笑いを生んでいた。
これに対しキム・スヒョンは｢キム・ユジョンさんを子どもとして見ていたんですが、人を圧倒させる大胆さと聡明さを持ち合わせた女優だった。そのうち相手役として共演することができそう｣と、再び笑いを作り出した。
『太陽を抱く月』は、来年1月20日21時よりNHK BSプレミアムで初放送を迎える。
