独身男性が既婚者との間に感じた溝 - 「急な誘いがNGに」「朝まで飲めない」

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既婚と独身。

環境が大きく異なるため、独身者にとって既婚の友人との付き合いは時に難しく感じるもの。

今回はマイナビニュース会員のうち独身男性300名に、既婚の友人との間に溝を感じたことがあるか聞いてみた。

>>女性編も見るQ.既婚の友人との間に溝を感じたことはありますか?はい 26.0%いいえ 74.0%Q.(「はい」と答えた方にお聞きします)溝を感じるのはどんなときですか? どういうところにそう感じますか?■誘いづらい・付き合いが悪い・「朝まで飲めないし、家で家族が待っているようになると夜の付き合いがつまらなくなる」(28歳男性/電機/技術職)・「仕方ないとは思うけれど、急な誘いに応じてくれなくなった」(32歳男性/情報・IT/クリエイティブ職)・「価値観が変わるし、金や時間に縛られるから、こっちから声をかけづらくなった気がする」(32歳男性/その他/その他)・「合コンに誘っても来てくれなくなった」(29歳男性/運輸・倉庫/事務系専門職)■話が合わない・「ことある事に子ども絡みの話を挟んでくるが、独身の自分には全くついて行けない」(40歳男性/機械・精密機器/技術職)・「嫁の愚痴話や子育て話についていけない」(28歳男性/自動車関連/技術職)・「家族の話で盛り上がっているとき」(47歳男性/機械・精密機器/技術職)■連絡が取りづらい・「連絡をとろうとしても、一切電話にでない」(33歳男性/その他/芸術家)・「あまり連絡をくれなくなった時に溝を感じますが、独身の時は頻繁に連絡してきたのに……悲しくなりますね」(33歳男性/医療・福祉/専門職)・「異性の友人の場合、できる限り旦那さんとも仲良くなるようにして二人一緒になるようにした上で交友をしていますが、さすがに独身の頃と同じような交友関係を続けるのは難しく、例えば不要不急の個人的なメールは送らないようにしています」(26歳男性/ソフトウェア/技術職)■”自由に使えるお金”の違い・「家庭が大事だから、遊ぶ時間もお金もないらしい」(44歳男性/その他/その他)・「レストラン等で食事をする時に、未婚者なら気前よく全額払ってくれることが多いのに、既婚者とは必ずと言っていいほど割り勘になる」(35歳男性/その他/販売職・サービス系)・「共通の趣味に対しての、時間やお金の使い方が異なる」(30歳男性/医療・福祉/専門職)■独身の自分と比較して……・「奥さんと一緒にいる場にいると、どことなく自分より一回り大人な感じの落ち着きがあるように見える」(29歳男性/印刷・紙パルプ/事務系専門職)・「一軒家も購入し、家庭を築き上げるのにまっしぐらな友人に対し、自分たちはフラフラしているところ」(30歳男性/情報・IT/事務系専門職)・「子供ができるとうらやましいなと思ってしまう」(35歳男性/情報・IT/技術職)■その他・「日用品の安値に詳しくなった所」(33歳男性/情報・IT/技術職)・「当日に『家に行ってもいい?』って聞いて、『前日とかに伝えてほしい』と言われたとき」(33歳男性/建設・土木/技術職)■総評既婚の友人との間に溝を感じると答えた既婚男性は26.0%だった。

女性編の回答よりは少ない結果となったが、「溝」を感じている人は少なからずいるようだ。

一番多くあげられたのは、女性編と同じく「誘いづらい・付き合いが悪くなった」という意見だ。

そのなかでも多かったのが「夜の飲み会に誘いづらくなった」こと。

参加できたとしても、家族が待っているという理由で早めに帰宅する既婚者が多い。

時間もお金も、独身時代と同じようには自由に使えないため、朝帰りなどハメを外すことも難しいようだ。

既婚者も、本当は参加したいところ泣く泣く辞退しているのかもしれない。

誘いを断られる側は寂しいが、ここは事情をくんであげたいところだ。

続いて多かったのは「話が合わない」こと。

奥さんへの愚痴や子育ての話は「ついて行けない」という独身者が多い。

なかには、興味のない話を聞かされた上に「結婚していないから分からないだろうけど」と言われてしまったという人も。

さすがにこれは……独身側に同情せざるを得ない。

また、SNSなどを通して子どもの写真を見せられた時に、溝を感じるという意見もあげられた。

男性は女性と比べると、結婚への憧れや執着が少ないものかと思いきや、幸せな家庭を築く友人をうらやましく思ったり、独身である自分と比較して、時に劣等感を抱いたりすることもあるようだ。

「隣の芝生は青い」というが、独身者が既婚者をうらやましく思うように、既婚者も、独身の自由を懐かしんだりうらやましく感じたりすることがあるはずだ。

価値観の押し付けをせず、無理のない範囲で付き合っていこう。

調査時期: 2012年11月16日〜2012年11月20日調査対象: マイナビニュース会員調査数: 男性300名調査方法: インターネットログイン式アンケート