レアル・マドリーFWクリスティアーノ・ロナウドへの関心のうわさに続き、パリ・サンジェルマン(PSG)の新たなターゲットが話題となっている。マンチェスター・シティFWマリオ・バロテッリのことだ。一方、マルセイユは上海申花FWディディエ・ドログバを数週間だけでも補強にしたいと夢を見ており、ミランはトッテナムのフランス代表GKウーゴ・ロリスを狙っているという。

ロリスはGKクリスティアン・アッビアーティの後任を探さなければならないミランにとって、クオリティーのあるターゲットだ。8月にリヨンからトッテナムへ移籍したロリスだが、保証はなかった。実際にアンドレ・ビラス=ボアス監督は彼をぜいたくな控えとしている。フランス代表のポジションを失いたくないロリスだが、その怖れもある状況だ。

そこで、フランスではミラン行きの可能性が強まっているとされる。ミランは以前から同選手を追っていたのだ。だが、オファーが具体化したことはない。

一方、マンCでますますロベルト・マンチーニ監督と緊張関係にあるバロテッリの未来は、パリにあるのかもしれない。フランスのメディアはイングランドメディアの報道に続いた。バロテッリの評価額は5000万ユーロ(約50億円)とも言われる。先導するのはもちろん、ミーノ・ライオラ代理人だ。FWズラタン・イブラヒモビッチやDFマックスウェル、DFグレゴリー・ファン・デル・ヴィールの代理人でもある。

また、ドログバの関係者の一人は、「ディディエはマルセイユ復帰を望んでいる」と話している。同選手は中国リーグのシーズンオフを生かし、欧州へ戻る機会を検討しているそうだ。ドログバは自らを国際的な選手にのし上げた古巣への復帰を了承したという。だが、マルセイユには資金がない。またいずれにしても、期間限定の即座の移籍にはFIFAの許可が必要だ。だが実現すれば、ドログバはコンディションを整えてアフリカ・ネーションズカップに臨めるだろう。