旅行や子育てに関する情報を発信している米国のブログ「bookwormroom」では、米国人男性が日本旅行で感じた印象をブログにつづった。(イメージ画像:Photo by Thinkstock/Getty Images.)※画像の無断ダウンロードと転用を禁じます。

写真拡大

 旅行や子育てに関する情報を発信している米国のブログ「bookwormroom」では、米国人男性が日本旅行で感じた印象をブログにつづった。

 筆者は、妻と2人の子供の4人家族でさまざまな国を旅行してきた。その中でも今年の夏に訪問した日本は、「これまでの旅行のなかで最も印象深かった」と語る。

 日本中を広範囲に渡って旅行したため、これまでの旅行より多くの体験ができたことが大きかったようだが、何といっても、日本と米国の文化の違いに魅力を感じたという。「ヨーロッパやメキシコへ行ったときは文化が似ていると感じたが、日本はこれまで経験したどんな文化とも異なっていたので、記憶に鮮明に残ったのも不思議ではない」と印象を語った。

 なかでも印象深かったことは、日本があまりにもきれいだったということ。それなのに公共の場所にゴミ箱がないのは意外だったようだ。「確かにゴミ箱に爆弾や毒を隠される危険を回避するには効果的だが、それにしても通りや駅にゴミがまったく落ちていないのはなぜ?」と疑問がわいてきた。観察した結果、「日本人はゴミを持ち帰ることが習慣になっている」ことに気づき感心した。今回の旅で「子供たちに個々の日本人の誠実さと町の美しさを見せることができ、社会的責任感を高められたことが有意義だった」と好印象を記した。

 さらに、衝撃的だったのは日本でのトイレ経験だった。「最悪と最高の両極端のトイレがあった」と記し、「最悪の事態は公衆トイレが和式だったことだ」と打ち明けている。しゃがむことが苦手な欧米人にとって、和式トイレはかなり苦痛だったようだ。「最初は仕方がわからず戸惑ったが、何度も経験するうちに熟達した」と記しながらも、「関節炎の人たちはどのように対処するのだろうか」と疑問に思ったという。

 一方、最高のトイレはビデ付きトイレだった。日本の公衆トイレは狭いが、ほとんどのトイレに温水洗浄機能があると説明し、清潔で効率が良く素晴らしいトイレが印象的だと記している。さらに「どんなに素晴らしいかを口で説明するのは難しいが、とにかく驚くほど性能が良く快適だ」と強調。

 数々のカルチャーショックを受けながらも、旅を楽しんだ様子がうかがえる。最後に筆者は「自分たちへのクリスマスプレゼントとして、温水洗浄便座を入手する予定だ」と締めくくった。(編集担当:田島波留・山口幸治)(イメージ画像:Photo by Thinkstock/Getty Images.)