ユヴェントスDFマルティン・カセレスは、疑いを抱いていない。ユヴェントスがすべてに勝つことを目指し、3冠を狙うのであれば、ウルグアイ代表のチームメートであるナポリFWエディンソン・カバーニが必要と考えているのだ。カセレスは2009年、バルセロナ時代に3冠を経験している。

「カバーニは僕らのプレーにマッチするはずだ。イタリアサッカーをよく知っているし、(ルイス・)スアレスよりも適応の問題がない。スアレスも僕はよく知っており、素晴らしい選手だけどね。エディンソンはこの2年間で、素晴らしい選手であること、なんでもできることを見せてきた。僕は彼にトリノへ来てほしいね」

「アルトゥーロ(・ビダル)が言ったように、今年の僕らはさらなる勝利を望んでいる。もちろん、さらに難しいことだろう。チャンピオンズリーグ(CL)にも出るのだからね。とても難しい大会なんだ。でも、すごく飢えているし、僕らはすべての勝利を目指す。今は特にしっかり準備することを考えているよ。かなり走っているし、キツいけど、勝利への意欲や野心が疲れを忘れさせてくれるのさ」

「ユヴェントスとバルセロナを比較し、彼らに近づくために何が足りないかを理解するのは、難しいことだ。でも、素晴らしい昨季を経て、このチームはさらにバルサに近づけると信じている。僕らはセリエAとCLを制覇したい。ただ、今は口で言っているだけでしかないね。ピッチでトライするのが待ち遠しいよ」

「(アントニオ・)コンテ監督と(ペップ・)グアルディオラ監督の類似点? サッカーの解釈の仕方は確かに似ている。コンテにはグアルディオラと同じ野心、情熱、勝利への意欲があるよ。彼と一緒に素晴らしいことをやれるはずだ。今の彼は素晴らしい指揮官であることを示している。イタリアとスペインのサッカーが違うように、2チームのプレーはそれぞれ異なるけどね」

「僕はセンターバックの方が好きなんだけど、監督が求めることに適応していく。ディフェンスならどのポジションでもこなせるし、チームメートたちと比べて、これはより試合に出る上でのアドバンテージとなるかもしれない。ただ、どこでプレーするかは重要じゃないんだ。大事なのはプレーすることだよ」

「(ステファン・)ヨベティッチと(ロビン・)ファン・ペルシはそれぞれ素晴らしい選手たちだ。でも、この2人ならファン・ペルシの方がより強い。僕はDFとして、彼と対戦する方がより怖いと思うな」

「コッパ・イタリア決勝での敗戦については、カバーニと代表で少し話したよ。でも、僕らはリベンジを狙っているんじゃない。過去は過去だ。今は未来だけを見ている。そして、スーペルコッパでの勝利を願っているよ」

「CLもあるから、試合はたくさんになる。全員に機会があるだろうし、僕らはチームのために全力を尽くさなければならない。ルシオは素晴らしい選手であることを示してきた。インテルですべてに勝ったし、同じことをするためにユーヴェへ来たんだよ」

「CLでゴールを決められるとしたら、もちろん相手はレアル・マドリーかバルセロナがいいな。ビダル? 彼は見事な選手であり、人としても素晴らしいんだ。彼と同室なのは幸いだよ。すごく良いヤツなんだ。部屋で何をしているかって? しゃべっているよ。ほかにできることがないからね(笑)」

「スアレス? 代表で彼と会ったときに、ユーヴェのことは話さなかった。彼からは何も聞かれなかったし、僕も何も言っていないよ」