FWズラタン・イブラヒモビッチとDFチアゴ・シウバがアラブのオーナーに連れ去られ、セリエAに残っている数少ないスターの一人が、ナポリMFマレク・ハムシクだ。昨年、ミランが彼の獲得を望んだが、ナポリのアウレリオ・デ・ラウレンティス会長は決して迷わなかった。

ナポリでの6シーズン目を迎えるハムシク本人も同じようだ。同選手は「僕にはここにすべてがある。どうして変えるのさ?」と述べ、次のように続けた。

「僕が代表? そうだね。でも、全員がこの街を代表し、この街のアイドルだと感じなければいけない。自分がトッププレーヤーだと感じたことはないよ。冷静だし、このユニフォームのために全力を尽くすことだけを考えている。うまくやることだけを考えているよ。特にボールを持っていない局面について改善しなければいけない。もちろん、ゴールを決めれば助けとなるだろう」

「(エセキエル・)ラベッシが去った。素晴らしい選手で、僕の友人だ。でも、僕はここにいて、満足している。キャプテンマーク? それは(パオロ・)カンナヴァーロのものさ。僕は考えたこともないよ」

「僕らはこの5年間、改善し、成長したことを示してきた。この道を続けなければいけない。ユーヴェの対抗馬となり得るチームはたくさんあるよ。僕らもその一つで、勝負しなければいけない。ただ、ミランやインテル、ローマ、ラツィオもいる」

「でも、僕らには4年前から一緒の監督がおり、2年前からほぼ同じチームでプレーしている。これは重要なことだ。チアゴとイブラがいなくなれば、ミランが多くを失うのは確かだ。でも、ミランはいつだって強いよ」

「3-5-1-1は、(エドゥアルド・)レヤ監督や(ロベルト・)ドナドーニ監督のときもすでにやったことがある。新しいポジションに問題はないと思うよ。どこで起用するかは監督が決めることだ。彼はうまく役割を説明してくれるし、適応するのに問題はないさ」

「監督は、もっと厳しくなるだろうと言っていたよ。彼は誰かのご機嫌をうかがうことはしない。僕は、正しいことだと思う。さらなる刺激になるのは確かさ。彼は素晴らしい監督であることを示してきた」

「(ロレンツォ・)インシーニェ? この2年間、素晴らしい才能を持つことを示してきた。セリエAにふさわしかったね。それに、エドゥ・バルガスにも素晴らしいポテンシャルがある。今年の彼にはよりチャンスがあるだろう。僕は彼を信じているよ。彼、卓球がすごい強いんだ。いつも勝つんだよ」