トリノのウルバーノ・カイロ会長は、ミランのアドリアーノ・ガッリアーニ代表取締役と、DFジャメル・メスバフの獲得について交渉している。ミランのオフィスで行われた交渉は、かなり進んでいるようだ。また、ミランでのレンタルを終えてリヴァプールへ復帰したMFアルベルト・アクイラーニの代理人、フランコ・ザヴァッリャ氏は『キス・キス・ナポリ』で、次のように話している。

「アルベルトはリヴァプールへ行く。それからどうするかを決めるだろう。ナポリ移籍? (ワルテル・)マッツァーリ監督がすごく気に入っているのは知っているが、正直なところ無理だと思う。ミランで良い経験を積んだが、彼はリヴァプールのキャンプに向かうだろう。クラブは今後について決める前に、近くで彼のことを見たいと望んでいる」

一方、ナポリFWエディンソン・カバーニは先日、「オファーが届いたらクラブは交渉するだろう」と話していたが、今回はウルグアイのメディアで「僕の将来はナポリ残留だ。ナポリではとてもうまくいっている。それからどうなるかは、そのときに見てみよう」と語った。

ナポリは同選手を売却不可能としているが、関心を抱くクラブが多いことに変わりはない。筆頭はユヴェントスだが、ロベルト・マンチーニ監督のマンチェスター・シティも完全には諦めていないところだ。チャンピオンズリーグに出場できることが、選手の放出希望を後押しする可能性はある。

だが、ナポリのアウレリオ・デ・ラウレンティス会長はすでに解決策を見つけているようだ。今後4年間の年俸を220万ユーロ(約2億2000万円)から350万ユーロ(約3億5000万円)に増額するというものである。

なお、ローマは3日、DFドドーの獲得を正式発表した。契約期間は5年。同選手はコリンチャンスとの契約を解消している。また、ウディネーゼは同日、ブラジル人MFアランとポーランド人GKヴォイチェフ・パウロウスキの獲得を発表した。