ももいろクローバー爽が仙台でサプライズ、中高生全力応援の体育館ライブ敢行

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ロッテアイス「爽」の新CMキャラクターに、セリエA・インテル・ミラノ所属の長友佑都選手とともに起用されたももいろクローバーZが、「ももいろクローバー爽」と名を変え、6月7日(木)宮城県・仙台の折立中学校を訪問。

同校の体育館でサプライズライブを敢行し、生徒たちにエールを送った。

この企画は、全国中高生の夏の挑戦を応援するために、ももクロ爽が学校訪問し、中高生の部活動を応援するというキャンペーン。

「この夏に挑戦したいこと」を、「爽」公式サイトの特設フォームから応募してもらい計2校を選出。

その第一弾として選ばれたのが、今回の仙台市立折立中学校美術部で、美術部6人と一緒に文化祭で展示するコラージュを作成したほか、全校集会でサプライズライブを行い、全校生徒、教職員全員にロッテアイス「爽」をプレゼントした。

美術部訪問では、いつものコールで登場するももクロ爽だったが、もちろん美術部員6人は初対面であり、緊張を隠せない様子。

しかし、部長が「不器用だから……」と不安な様子の有安杏果にアドバイスを出す場面や、美術部唯一の男子部員に高城れにが積極的に声をかけるなど、普段とはまた違ったももクロメンバーの姿も見受けられ、コラージュ作成は順調に進行。

無事に今年の美術部の作品テーマである「希望」のコラージュを完成させた。

最後はメンバーと美術部員が「爽」を片手に記念撮影。

最初こそ戸惑っていた美術部員も、百田夏菜子がしっかりと「ももいろクローバー爽」のポーズを伝授するなど終盤には笑顔を浮かべ、キャンペーンに応募した美術部員の中村明日香さんは「大好きな百田さんと友達になれたみたいでうれしかった」と喜びをあらわにしていた。

そして同日朝8時半には、全校集会に生徒たちが体育館に集合。

何も知らされていない生徒たちをよそに、突如爆音が鳴り響く。

同時に幕があき、ももクロ爽が「爽」のポーズで登場。

最初こそあっけにとられていた生徒たちだったが、ももクロ爽のパワフルなステージに圧倒され、次第にボルテージを上げていく。

ライブは「爽」とのタイアップ曲である「PUSH」や「ももクロのニッポン万歳!」を含む5曲を披露し、途中ではメンバーがステージを降りて生徒の側で歌とダンスを披露するシーンも。

最終的には、ももクロ爽に感化された生徒や先生が、メンバーを囲んで大熱唱するなどケタ違いの盛り上がりを見せていた。

ライブ終了後もアンコールの掛け声と拍手が鳴り止まず、当初予定をしていなかったアンコール曲「コノウタ」を披露。

体育館をたった6曲でライブハウスに変貌させたももクロ爽のパフォーマンスは大盛況のまま幕となった。

折立中学校校長は、今回の企画を終え、「今日という日を通して、応援をしていただくのは非常にありがたいです。

今もまだプレハブで授業を受けている被災者の小学生や中学生にも明るいニュースがあるのはうれしい」とももクロに感謝しきりの様子だった。