ロシアで開催されたフィギュアスケートGPシリーズ最終戦では、ショートプログラムを1位で終えた浅田真央が、フリー演技でトリプルアクセルこそ出さなかったものの、合計183.25点で優勝、GPファイナルへの進出を決めた。

この模様は、日本テレビ「Going! Sports&News」(26日放送)でも伝えられたが、これと同時に、同番組では新勢力「ロシアの天才少女」として、エリザベータ・トゥクタミシェワ(14)とアデリーナ・ソトニコワ(15)の二人にスポットを当てた。

14歳ながら、GPシリーズで2大会連続優勝を遂げているトゥクタミシェワと、女子史上3人目となる「3回転ルッツと3回転ループ」を成功させているソトニコワ。ソトニコワは特に、浅田のショートプログラムの振り付けをしているタラソワコーチが、同様に振り付けを担当しており、今回のロシア大会でも、フリー演技は「愛の夢」という同じ曲を使用している。

アルベールビル五輪メダリスト・伊藤みどり氏も、同番組の取材に対し、「ジュニアからシニアにあがった勢いって、凄い出てきますので。真央ちゃんもそういう時代があった訳ですから、今度は追いかけるから、追いかけられる方向にいっているので、プレッシャーは掛かってくる」と、今後浅田を脅かす存在になるであろうロシアの新勢力台頭について語った。

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