ビルバオ、クラブ初の混血選手のラマーリョが歴史的デビュー

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 アスレティック・ビルバオは20日、セビージャとアウェー戦でクラブの歴史に大きな1ページが刻まれた。同試合の終盤、クラブ初の混血選手であるU‐19スペイン代表DFホナス・ラマーリョが、トップチームの一員としてデビューを飾った。

 父親がアンゴラ人のラマーリョだが、母親はバスク人、生まれも育ちもバスク地方で、バスク人もしくはバスク地方にゆかりのある選手のみでチームを構成しているアスレティック・ビルバオに10歳で入団。チームの若き大黒柱であるU‐21スペイン代表MFイケル・ムニアインとは、カンテラ(下部組織)時代からの盟友となっている。

 なお、この日は本来の右サイドバックではなく中盤の底でプレーしたラマーリョは、デビューの喜びおよびマルセロ・ビエルサ監督への感謝を示した。

「ベンチ入りメンバーに選ばれた時点で嬉しかったが、デビューまですることができて最高だ。これまでも何度か招集されたことはあったが、ついに試合に出ることができた。ビエルサ監督には本当に感謝している。中盤で起用されたことには少し驚いたが、選手は監督に指示されたポジションでベストを尽くすまでだ。今日着たユニフォームはもちろん額縁に入れて飾るけれども、また出場機会が得られるようハードワークを続けていきたい」

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