14日午後に行われたミランの練習で、MFジェンナーロ・ガットゥーゾがピッチへ戻ってきた。練習の最後に行われたミニゲームでも、ガットゥーゾはチームメートたちとプレーしている。目の問題を抱える同選手だが、回復傾向にあるようだ。なおこの日は、FWアレシャンドレ・パトとDFアレッサンドロ・ネスタもチームに再合流している。

ミランのマッシミリアーノ・アッレグリ監督は先日、「我々は両手を広げてリーノ(ガットゥーゾ)を待っている。この数日はとてもよく回復しているようだ」と明かしていた。ミニゲームへの参加はこれに続く知らせであり、回復期間について話すのが早すぎることはもちろんだが、ピッチに戻ってきたということは、サポーターが望むシグナルと言えるだろう。

ミランの医療部門責任者であるロドルフォ・タヴァーナ医師は、「彼はゆっくりとフィジカルトレーニングの激しさを増しており、今日はチームの練習に初めて参加した。ガットゥーゾのことは今後も注視していく。今後数日で再びさらなる検査を受けるところだ」と話している。

なお、ミランのアドリアーノ・ガッリアーニ代表取締役はこの日、1月のマーケットでの動きについて、FWアントニオ・カッサーノの回復次第だと話している。

「我々はアントニオのユニフォームを約束したんだ。彼を待つ。早く戻ってくるなら、1月にFWは要らないだろう。とにかく、必要なら、6月までのレンタルで獲得する。1月に誰かが加わるとは限らないよ。どうなるかを見ていこう。カッサーノが問題を抱えなければ、マーケットで動くことはなかったんだ」

「(ディディエ・)ドログバ? 彼がマルセイユでプレーしていたときは大好きだった。だが、考えていないよ。マキシ・ロペス? 考えていない。1月を待とう。我々にはEU圏外枠が一つある。だが、(獲得するのは)若手かもしれない。1月に加わるのはプリマヴェーラの選手かもしれないよ」

最後に、ガッリアーニ代表取締役はガットゥーゾについて、このように話している。

「良くなっていることは、彼が頻繁に眼鏡を取り替えていることから分かる。どれくらい良くなっているのかは、医者が答えることだよ。私が言われているのは、この問題はいつ解決してもおかしくないということだ。期間については医者と話す必要がある」