タイゾーこと杉村太蔵元衆議院議員(32歳)が新たなお仕事を始めた。パチンコ店のホール営業だ。先月27日には、大分県内のパチンコ店に出没。

「スーツ姿のタイゾーさんは、お客さんの求めに応じて色紙にサインをしたり、ツーショット写真を撮ったりしてましたよ」(見物客)

 9月に入ると、東京・銀座の大通りに面した店舗の店頭に巨大なポスターが置かれた(写真)。そこには「杉村太蔵氏 緊急来店決定!!」の文字が。店員に聞くと、「9月のどこかで来店する予定」とのこと。

 タイゾー氏は約4年間の衆議院議員生活を終え、1年前の参議院選挙に出馬、落選。しかし、「政界への思い、いまだやまず」と再起を期す日々を過ごしていたはず。なのに、ひそかにパチンコ店回りとは“華麗なる転身”にもほどがある。その動機はなんだろうか。

「おそらく高額なギャラでは」、こう理由を推察するのは、某パチンコライター氏。

「パチンコ店のホール営業は、例えば国民の誰もが知ってる芸能人であれば1店舗回るだけで200万円といった破格のギャラが支払われる。タイゾーさんクラスならば20万から30万円くらいかな(苦笑)。でも、地方のようにナマで芸能人が見られる機会が少ない地域では、店にとっては支払うギャラ以上の集客効果があるモノなんです」

 加えて、パチンコ業界と縁が薄いタイゾー氏に白羽の矢が立ったもうひとつの理由があるという。

「8月1日からパチンコ業界の広告規制がスタート。射幸心を煽(あお)るために『イベント』や『機種名』を告知することはアウトになりました。そんななかで『タレント○○が来店』というような表現はギリギリセーフ。そんな事情もあって、タレントを呼ぶホールが急増。なので、タイゾーさんクラスの方にもお呼びがかかったのではないでしょうか」(前出・ライター)

 ともあれ、“転身”の真相をご本人に聞いてみよう。

――この一連のお仕事は、高額なギャラが目当てですか?

「とんでもない! 震災復興支援の一環です。こうしたイベントに人が来てくれて、それで募金を集めたりできればいいなと。それに僕は大学時代にパチンコ店でバイトしてましたから、この業界にネガティブなイメージもないです」

――ちなみに、タイゾーさんのギャラはおいくら?

「それはお話しできない。でも、僕もいただいたギャラのなかから一部を寄付してますよ」

――次の選挙への出馬は?

「まったく未定です」

 だが、パチンコ人口は約1700万人。大票田へのPR活動かも。

【関連記事】
日本最大のグレーゾーン「パチンコ換金マネー」合法化で復興資金が捻出できる?
1玉=10銭のパチンコ「テン・パチ」がパチンコ業界を変える?
欧州サッカー八百長疑惑の裏で動く12兆円の中国マネー
経済波及効果5千億円。東北復興に「カジノ解禁」のススメ
競輪学校“女性”1期生の田中麻衣美が日焼け跡クッキリの太ももで悩殺!