ウエイトリフティングという競技の力強いイメージとは正反対のキュートな笑顔をチャームポイントに持ち、それでいて、全国高校女子選手権3連覇やアジアユース優勝を果たしたことから一躍ロンドン五輪注目の美女アスリートとなった18歳・八木かなえ。16日放送、テレビ朝日「報道ステーション」では、三宅宏実が持つ高校記録を8年振りに破り、先週末には、自己ベストを更新して早くも大会新記録&大学日本一に輝いた彼女に、松岡修造が迫った。

「ウエイトリフティングをする人には思えない」と驚く松岡に、「嬉しいのか、嬉しくないのか」と苦笑いする八木。4年前までは体操選手だったが、「結構しんどかった。遊ぶ時も少なくて、もう高校は女子高生をエンジョイしようと思って、部活動でも女の子らしいようなダンスか、茶華道か、演劇がしたくて」と振り返るも、初めて見たウエイトリフティングに「ビビッときた。カッコいい」と一目惚れ。

八木を指導する元日本代表監督・横山氏が「最初から、この(スクワット)姿勢が取れとった」と語る通り、胸を張ったまま、しゃがみ込む、スクワットがいきなり出来たという八木は、体操をしていたことで、柔軟性とバーベルを一気に上げるために必要な脚力がすでに養われてたのだ。

さらに、ウエイトリフティングは「生活の一部」と答える八木。松岡から「自分の身体が変わってきたでしょ?」と訊かれると、「最初は(筋肉が)付いたな。腕出すのも恥ずかしいかなって思ってたんですけど、今はもう全然、付くことや強くなることが嬉しいことや楽しいことなので、友達と鏡を一緒に見ながらポーズをとって、ヤバい、ヤバいって」、「(バーベルを上げた時に出る笑顔は)嬉し過ぎて勝手に顔がニヤけてる時です。上げて、ずっと持っておきたいくらいの」と嬉しそうに語った。

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