8日のCLバルセロナ戦で主審に対して不適切な行為があったとして、UEFAはアーセナルのアーセン・ヴェンゲル監督とMFサミル・ナスリに処分を下すと発表した。

イエローカード2枚でFWロビン・ファン・ペルシーが退場となったことも作用して、セカンドレグはバルセロナの一方的な試合展開になり、トータル4−3でスペインの強豪が2回戦進出を決めている。

UEFAは9日、「アーセナルのアーセン・ヴェンゲル監督とMFのサミル・ナスリに対する調査を始めた。両者は不適切な行為をしたとして3月17日の懲罰委員会で処分が決定される」と発表した。
スイス人のマッシモ・ブサカ主審は、自分がオフサイドの笛を鳴らしたのを無視してシュートを放ったとしてファン・ペルシーに2枚目の警告を出しているが、この判断についてヴェンゲル監督が試合後のインタビューで非難、ファン・ペルシーの退場分は「なんとも恥ずかしい」ジャッジだったと主張した。

また、試合後の選手通路でもヴェンゲル監督はブサカ主審と激しく言い合ったと報じられている。UEFAはブサカ主審の試合記録が提出されてから、ヴェンゲル監督とナスリを処分するか否か検討するとしている。