実母から資金提供を受けた鳩山由紀夫前首相が贈与税として納付した約6億970万円について、国税当局が2002、03年分の計約1億3000万円を時効として還付していたことが分かった。新聞各紙が2010年12月24日に報じた。

   鳩山氏は、本来納付すべき1億円を超す税金を結果的に免れた形だ。同氏は問題発覚後、02〜09年に計約12億4500万円の贈与を受けていたとして、約6億970万円の贈与税を納付していた。

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