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ミランのベテランストライカー、フィリッポ・インザーギが、レギュラーとしてプレーできない現状に満足していないことを認め、将来移籍する可能性があることをほのめかしているが、クラブ側は「インザーギの退団はない」と主張している。

現在37歳のインザーギは、先週ミッドウィークに行われたCLレアル・マドリー戦で2ゴールを叩き出してその存在感をアピールした。しかしながら、7日のバーリ戦では先発で起用されず、定期的にプレーできない環境にフラストレーションを募らせている。
インザーギは、「自分の将来? 俺は今でも重要な選手でありたい。手元に2つオファーが届いているんだ。今でも誰かが自分を見ていてくれるのは嬉しい限りだよ。ミランに対する愛着はとてつもなく大きいけれど、俺はプレーするのを本当に望んでいるんだ」と話し、出場機会に恵まれなければ、最愛のクラブを離れるのも仕方ないと考えているようだ。

一方、ミランのアドリアーノ・ガッリアーニ副会長は「ピッポとはすでに話をした。ミランは彼を手放すつもりなどない。 偉大なチームでは、たとえ王者であってもベンチに座らなければならない。指揮官は常日頃選手たちをトレーニングしているから、どの選手が最高の状態にあるか知っている」とコメント、ビッグクラブの一員であるインザーギには忍耐が必要だと話している。

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