広告が集まらない?

27日から始まった第3弾事業仕分けですが、今回新たな試みとして広告を募集しました。会場で傍聴者らに配る資料と事業仕分けのHPへの広告を募集したところ、1回目はなんと応募者はゼロでした。

2度目の募集でようやく10社の枠に2社が応募しました。注目が高いはずの事業仕分けにしては散々な結果となりました。

経費削減は自ら

事業仕分けは会場を設け、一般傍聴を可能にしたり、ネット配信をしたりしているので、開催するだけでも経費がかかります。

昨年11月の第1弾で約3900万円、今年4〜5月の第2弾で約4600万円の経費がかかりました。事業仕分けで各官庁の無駄を裁く前、事業仕分けそのものの経費削減を考えなければいけない状況です。

最初から広告を

第1弾、第2弾ともインターネット配信の視聴率も高く、世間の関心も非常に高かったため、広告効果が高いと踏んだはずなのですが、第3弾ともなると徐々に注目度も低くなってきたのでしょう。確かに第1弾のときのような新鮮味はなくなっています。そのため広告をいまさら募集したところで、手遅れだったのではないでしょうか。もはや他の面で経費削減に努めなければならない段階です。

▼外部リンク

事業仕分け第3弾
http://www.shiwake.go.jp/

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