インテルへ去ったラファエル・ベニテス監督の後任として、フラムのロイ・ホジソン監督の招へいが近づくリヴァプール。そのホジソン新監督にとって悩みの種の一つとなっているのは、キャプテンを務めるMFスティーヴン・ジェラードの去就だ。

英紙『デイリー・メール』によると、レアル・マドリーがジェラードとチェルシーDFアシュリー・コールのセット獲得に向け、5000万ポンド(約66億2000万円)を支払う用意があるようだ。A・コールは南アフリカ・ワールドカップの前に友人に送ったメールにより、国民全体と衝突するのは確実と言われ、以前の師匠であるジョゼ・モウリーニョ監督の下へ向かう準備ができているという。

イングランド代表で去就が注目されるもう一人の選手が、チェルシーとの契約が満了となったMFジョー・コール。同選手には、インテルとミランが以前から関心を寄せているようだ。『サン』によると、ミランは合計900万ポンド(約11億9000万円)の3年契約を準備しているとされる。

ただ、チェルシーとの契約満了により、移籍金ゼロで獲得できることから、J・コールには多くのクラブが関心を寄せている。ラツィオやユヴェントスもその中に含まれるクラブだ。一方で、J・コール自身が国外での経験を試したいと望んでいることで、トッテナムやアーセナル、マンチェスター・ユナイテッドという選択肢は二番手になるという。