スペイン代表に8人を送り出しているバルサ。スペイン代表だけではなくバルサには各国代表選手が揃っている。W杯初日でいきなりそのバルサの選手達が活躍している。開幕ゲームとなった南アフリカ代表対メキシコ代表の試合ではメキシコ代表でバルサのDFマルケスが値千金となる同点ゴールでチームを救った。

 メキシコ代表は試合開始早々から、バルサのカンテラで育ちトップチームデビューも果たした元バルサのジョバンニ・ドス・サントスを中心にゴールチャンスを作ったが、南アフリカに先制ゴールを許してしまう。後半40分、セットプレーから、相手DFの裏に走り込んだマルケスが落ち着いてトラップしゴール。メキシコ代表はいきなりの敗戦を免れた。

 2試合目となったフランス代表対ウルグアイ代表戦では、ウルグアイ代表のフォルラン、ゴディンなどリーガで活躍する選手が多い中、バルサからはフランス代表のアビダルとアンリが出場した。アビダルは左サイドバックではなくセンターバックでフル出場。アンリは後半途中からの出場で惜しいヘディングシュートなど1発を狙ったがゴールには届かず、試合は引き分けで終わっている。

 W杯の開幕でこれから各国代表の厳しい試合が始まるが、バルサ出身選手そしてリーガから出場する選手の活躍は一つの見どころになるだろう。

(スペイン通信)