5連覇インテルの採点表 問題児の評価は?
16日、5シーズン連続18回目となるスクデット獲得を決めたインテル。リーグを支配し、その後苦しみ、だが最後には勝利を手にして優勝を祝った彼らの今季を採点してみよう。
●中
ワルテル・サムエル――ルシオとのほぼ完ぺきなコンビネーションで、“ザ・ウォール(壁)”が復活。空中戦の能力を生かし、3ゴールも挙げている。『ガゼッタ』の平均6.2点において、失敗だったのはサンプドリア戦での退場だけだった。
チアゴ・モッタ――素晴らしいスタートを切るが、その後ケガなどで不調に。春に再び開花し、フィジカルとバランスを失うことなく、中盤のクオリティーをアップさせた。
デヤン・スタンコビッチ――ジェノア戦での中盤からのゴールは、記憶にも記録にも残るだろう。もはや不動の存在ではなくなったが、常に決定的な選手であり、そんなシーズンのハイライトとなったのがジェノア戦の得点だ。
ゴラン・パンデフ――1月に加入してすぐに素晴らしい活躍し、試合に出ていなかった半年間が有益だったかのように感じさせた。その後、調子が落ちたのは避けられないことだ。が、4-2-3-1をコンスタントに採用する上で重要な存在だった。
ジュリオ・セーザル――いくつかのアクシデント、とりわけローマにスクデットの夢を再び見させることになった直接対決での失敗と、ランボルギーニが壊れた交通事故によって、「中」に降格。
●並
クリスティアン・キヴ――最も大きな成功は、大いなる恐怖からの復活だ。シーズン前半戦は何度か守備陣の“狙い目”になったことも。
イバン・コルドバ――控えとしての1年目、いくつかの大きなミスや、焦りすぎな場面もあった。だが、CBのどちらかと交代するときや、サイドで起用されるなど、全体的にはポジティブな結果。
ダヴィデ・サントン――正直に言おう。彼自身もファンも、もっと別のシーズンを期待していたはずだ。前半戦のサンプドリア戦では、彼のミスから初黒星。そこからは、ひざのケガでストップするまで挽回を目指した。
サリー・ムンタリ――序盤はサン・シーロのファンとケンカした。だが、カターニア戦での大失敗でも沈むことはなく、むしろそこから再出発。出場時間は限られたが、“勤勉な兵士”としてのパフォーマンスを見せた。
●脇役
マクドナルド・マリガ――1月に加入。あまり出場機会はなかったが、将来的に役立てることを全員に納得させた。
マルコ・マテラッツィ――変わらないドレッシングルームの男。ディフェンスの中央を埋めなければいけないときは、まだハイレベルなプレーを見せている。
●判断不可能
マリオ・バロテッリ――何を評価すれば良いのだろう? リーグ戦は9ゴールをマークし、いくつか美しいプレーを見せた一方で、まずは指揮官と、次にチームと、最後にはファンともケンカした。どういう見方をしても、彼の成長過程においてはストップとなったシーズンだ。才能は疑う余地がない。だが、それがインテルに効果的なものとなるかどうかは未知数だ。いずれにしても、若干19歳で3つ目のスクデットを獲得。そしてチャンピオンズリーグ決勝も待っている。
●中
ワルテル・サムエル――ルシオとのほぼ完ぺきなコンビネーションで、“ザ・ウォール(壁)”が復活。空中戦の能力を生かし、3ゴールも挙げている。『ガゼッタ』の平均6.2点において、失敗だったのはサンプドリア戦での退場だけだった。
デヤン・スタンコビッチ――ジェノア戦での中盤からのゴールは、記憶にも記録にも残るだろう。もはや不動の存在ではなくなったが、常に決定的な選手であり、そんなシーズンのハイライトとなったのがジェノア戦の得点だ。
ゴラン・パンデフ――1月に加入してすぐに素晴らしい活躍し、試合に出ていなかった半年間が有益だったかのように感じさせた。その後、調子が落ちたのは避けられないことだ。が、4-2-3-1をコンスタントに採用する上で重要な存在だった。
ジュリオ・セーザル――いくつかのアクシデント、とりわけローマにスクデットの夢を再び見させることになった直接対決での失敗と、ランボルギーニが壊れた交通事故によって、「中」に降格。
●並
クリスティアン・キヴ――最も大きな成功は、大いなる恐怖からの復活だ。シーズン前半戦は何度か守備陣の“狙い目”になったことも。
イバン・コルドバ――控えとしての1年目、いくつかの大きなミスや、焦りすぎな場面もあった。だが、CBのどちらかと交代するときや、サイドで起用されるなど、全体的にはポジティブな結果。
ダヴィデ・サントン――正直に言おう。彼自身もファンも、もっと別のシーズンを期待していたはずだ。前半戦のサンプドリア戦では、彼のミスから初黒星。そこからは、ひざのケガでストップするまで挽回を目指した。
サリー・ムンタリ――序盤はサン・シーロのファンとケンカした。だが、カターニア戦での大失敗でも沈むことはなく、むしろそこから再出発。出場時間は限られたが、“勤勉な兵士”としてのパフォーマンスを見せた。
●脇役
マクドナルド・マリガ――1月に加入。あまり出場機会はなかったが、将来的に役立てることを全員に納得させた。
マルコ・マテラッツィ――変わらないドレッシングルームの男。ディフェンスの中央を埋めなければいけないときは、まだハイレベルなプレーを見せている。
●判断不可能
マリオ・バロテッリ――何を評価すれば良いのだろう? リーグ戦は9ゴールをマークし、いくつか美しいプレーを見せた一方で、まずは指揮官と、次にチームと、最後にはファンともケンカした。どういう見方をしても、彼の成長過程においてはストップとなったシーズンだ。才能は疑う余地がない。だが、それがインテルに効果的なものとなるかどうかは未知数だ。いずれにしても、若干19歳で3つ目のスクデットを獲得。そしてチャンピオンズリーグ決勝も待っている。