28日のチャンピオンズリーグ(CL)準決勝セカンドレグで対戦するバルセロナとインテル。ファーストレグで1−3と敗れたバルセロナは、本拠地カンプ・ノウでの逆転を目指している。

だが、レアル・マドリーMFクリスティアーノ・ロナウドは、インテルを応援すると堂々と語った。CLファイナルの開催地で、自分たちのホームでもあるサンチャゴ・ベルナベウで、バルセロナが決勝を戦い、もしかしたら優勝するところを目の当たりにするのは素晴らしいことではない。レアルの9番はそういった考えを隠していない。

「僕はバルサに負けてもらいたい。自分がマドリーの人間だからね。レアルが僕のクラブなんだ」

「外交的な返答をすることなんてできないね。僕は正直な人間なんだ。バルセロナはこの上なく強い。そしてホームではとても良いプレーをする。でも精神面で言えば、バルセロナが(CLから)敗退することは、リーグタイトル争いに向けて、僕らに有利になるはずなのは明らかだよ」

「今夜の一戦はまさにビッグマッチだ。両チームにとってハードな試合になるだろう。バルサは2ゴール差を挽回しなければいけない。インテルはそれを守らなければいけない。予想をするのは難しいね。でも、繰り返しておく。僕はバルサが敗退する方が良いと思っているよ」