「セスクが鍵」とヴェンゲル監督
17日のプレミアリーグの試合でボルトンに2−0で勝ったアーセナルのアーセン・ヴェンゲル監督は、セスク・ファブレガスがタイトルレースの鍵を握ると話した。

この試合でも先制点を決めるなど圧倒的なパフォーマンスを見せたファブレガスについて、ヴェンゲル監督はアーセナルの公式サイトで次のように話した。

「すべての試合を見ているわけではないが、興味深いのはセスクはますます強くなっているし、ピッチでより個性を発揮するようになったことだね。今年やっと23歳になるわけで、つまりまだ始めたばかりだというのにね」
「この48時間で、アーロン・ラムジーとサミル・ナスリが負傷したし、これからは1試合1試合が非常に重要になる」
「我々にとって大事なのはこれ以上負傷者を出さないこと。特にファブレガスは、ケガから戻ってきたばかりだからね。彼がいないときもなんとかやれたが、これからビッグゲームがたくさんあるから、彼がいるのは重要なんだ」

昨年11月には3連敗を喫して、優勝争いから脱落したと言われたアーセナルだが、日程変更となった水曜日のボルトン戦に再び2−0で勝利すれば、首位に浮上する。

「我々のやる気は100パーセントだよ。誰も予想していなかった、非常に興味深いポジションにいることはよくわかっている。我々は自分たちを信じているし、本当に狙いたいんだ。まだ先は長いことはわかっている。10月にはもうタイトル争いはないと思っていたのに、今はチャンスがある。だからやってやるよ」