元日テレジェニックのグラドル・橘麗美が突然の引退表明「限界でした」。

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2008年の「日テレジェニック2008」や、同年の「セイコレ☆ジャパン」(※かつてのヤングジャンプ全国女子高生制服コレクション)でLadies準グランプリに選ばれるなど、主にグラビアの世界で活動していた橘麗美が、公式ブログで突如芸能界からの引退を表明した。

6月27日に更新されたエントリー「最後の理由です。」によると、もともと歌手志望だった橘麗美は、「自分の体に自信なんてないし、カメラ嫌いだし」と、“グラビアアイドル”は決して望んで就いた仕事ではなかったという。また、自身だけでなく、親からも「毎日のように『汚らわしい』とか、エロ本の表紙をやった時には『縁を切る』と言われた」と拒絶されていたものの、「グラビアをやってるのは歌手になるための手段だから」と自分に言い聞かせながら仕事をしてきたそうだ。

しかし、さまざまな事情から事務所の移籍を繰り返すも、グラビアの世界から抜け出して歌手になる夢は叶わず。テレビの仕事も増えることなく、雑誌にも出られなくなってしまった。そうこうしているうちにマネージャーの裏切りや事務所移籍のトラブルなどに見舞われ、芸能界でやっていく自信をなくしてしまったそうだ。結果、「生まれて初めてやめたい」との思いに至り、27日に「私は今日、芸能界をやめる事にしました」とブログで引退表明をすることになった。

ブログにはほかにも「blogで平静を振り舞う自分が嫌いでした。笑顔なんて嫌いです。限界でした」「芸能界のほとんどは使えなければ手ぶら、ティーバックにさせ、それでも駄目ならヌードやAVやらせて使い捨てる。そこまでしなきゃ私は駄目なのか。そこまでしなきゃ私は使えないのか」「これ以上汚い大人を見たくないし、振り回されたくないし、関わりたくない。もう誰も信じられない」など、目の当たりにしてきた芸能界への絶望感に満ちた内容がつづられている。そして「平和に過ごしたい。ちゃんとお給料貰える仕事につきたい」とも。

橘麗美は1986年6月16日生まれの23歳。グラビアのほかに最近は女優業にも力を入れ、連続ドラマ「アタシんちの男子」(フジテレビ系)の第5回(5月12日放送)と第6回(5月19日放送)や、6月27日に公開された映画「走り屋ZERO―ストリート伝説―」にもヒロインとして出演していた。