バルサ戦に勝利し、次節はR・マドリーとのマドリード・ダービーを迎えるA・マドリー。そのキャプテン、マキシ・ロドリゲスがバルサ戦で起こった“キャプテンマーク放り投げ”事件についてサポーターに謝罪した。

 マキシはバルサ戦で交代を命じられ、アントニオ・ロペスにキャプテンマークを放り投げた。交代に対しての怒りが行動に出てしまったようだが本人は、「悪い意味で投げつけたわけではない。交代を命じられて納得がいかなかった。サポーターに謝る必要があるなら謝る。悪かった事は認める。だからこうして記者会見に出ている」と語った。

 アベル・レシノ監督に対する怒りを露にしたキャプテンだが、「誰にでもあるエラーだ。悪かった事は認める。熱くなり過ぎていた。監督とは話をしたし、もう問題はない」と全ては解決しているようだ。

 バルサとの激戦を終えて迎えるマドリード・ダービー。「R・マドリーとバルサは全く別のチーム。バルサは今他のどのチームより力が上。でもこのリズムを保つのは簡単ではないと思う。R・マドリーは速攻で攻めてくる。行ったり来たりの展開にならないといいんだけどね。今年は是非勝ちたいね。連勝が続いているし、調子もいい。でも両チームともモチベーションは同じ。勝つのはその時調子が良いチームになるだろうね」と語った。

 今シーズンからキャプテンの一人に選ばれたマキシ。リーダー不在のA・マドリーを引っ張るのは難しいと思うが、A・マドリー復活にはマキシのようなリーダーが不可欠だろう。

(スペイン通信)