ASUSの低価格ノートパソコン「EeePC」のヒットを皮切りに、AcerやHP、DELL、Lenovoといった海外メーカーだけでなく富士通や東芝やNECといった国内メーカーも次々と低価格ノートパソコン市場に参入していますが、Appleは参入しない意向であるそうです。

低価格ノートパソコンを発売することによって、初心者でも手軽にMac OSに触れることができる良い機会が提供されるようになる気もしますが、はたしてどういった理由からなのでしょうか。

詳細は以下の通り。
米アップル上級副社長「格安パソコンに参入せず」 機能など優先

この記事によると、Appleの営業部門を統括する上級副社長フィル・シラー氏が日本経済新聞社の取材に対して「消費者はAppleに格安パソコンを求めていない」と述べた上で、当面は低価格ノートパソコン市場に参入しない意向であることを強調したそうです。

ちなみにAppleは10月15日にアルミニウムの1枚板から削り出されたボディやNVIDIAのグラフィックチップ、LEDバックライトディスプレイ、これまで以上のマルチタッチジェスチャーをサポートする、新しいガラス製マルチタッチトラックパッドを搭載した新たなMacBookを従来よりも10万円程度安価となる価格で発売していますが、低価格ノートパソコン市場に参入しない理由は、どうやら価格ではなく機能を優先するためであると目されているようです。

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