左からMEG、古田新太
 2003年に櫻井和寿・坂本龍一らと共に環境プロジェクトへの非営利融資機関「ap bank」を設立。ap bankの活動資金や融資金を集めるためにBank Bandを結成し、ライブ活動やフェスの開催、CD、DVDの作品リリースなどを行っている音楽プロデューサー、小林武史。その彼が「環境と欲望」をキーワードに、様々な要素を切って貼って混ぜ合わせた、新しいコンセプトのTVプログラム「ネオコラ! neo-collage TV 東京環境会議」を制作した。

 「ネオコラ!」とは、“ネオ・コラージュ”の略。番組は、伝説の番組「モンティパイソン」のように、環境意識、ユーモアを様々な角度からコラージュをし、環境メッセージを分かりやすいエンターテイメントで表現した内容となっている。総合プロデューサー・小林武史のもと、小泉今日子、中村獅童、中川翔子、佐藤江梨子、堀内敬子、バナナマン、塩谷瞬、コンドルズ、谷端奏人、水沢エレナ、満島ひかり、MEG、根田あつひろ、すがぽん、岩松了、YOU、山西惇、いとうせいこう、古田新太といった、同企画に賛同した豪華な出演者達が集結した。

 番組のオープニング&エンディング曲としてながれるのは、今回初披露となる小林武史が立ち上げる新プロジェクト「ブラッドベリ・オーケストラ」によるもの。楽曲は11月 26日にリリースされる、小林武史の映画音楽を中心とした初のワークス集「works 1」に収録されている楽曲「手紙」のボーカルバーションとなる。注目のヴォーカリストは現時点ではナゾの覆面アーティストが担当し、まさにこの番組のテーマであるネオ・コラージュをイメージさせる楽曲が誕生した。

 「ブラッドベリ・オーケストラ」は今後も音楽に限らず、ファッション、イベントのプロディース他、ボーダーレスな活動を展開する予定。小林武史は「エコに関心のない人にも一様に未来はやってくるから色んなエッジに関わっている人たちと、環境問題に笑いやアートのミックスを入れる事で、僕らがいまいる世界を描きたかった。別の言い方をすれば、環境と欲望のミックスジュースのようなものです。」とコメントしている。「ネオコラ! neo-collage TV 東京環境会議」は、今月12日24時25分から25時25分までフジテレビにて放送。以降も継続して季節ごとに放送を予定している。

MEG ニューアルバム「STEP」特集
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