“ミラノ・ダービー”のACミラン戦0−1敗戦に続き、1日の欧州CL第2戦(第1レグ)ブレーメン戦でもホームで1−1ドローに終わったインテル。チームの低迷が囁かれる中、ジョセ・モウリーニョ監督が記者会見に臨んだ。

就任間もないポルトガル人監督の言動が大きく報道される中、モウリーニョ監督は「試合後、私が選手の批判をしたことをあなた方は耳にしたことはないだろう。私は逃げも隠れもしない。選手達には守られていると感じてもらいたい。好感が持てない男は私であり、横暴な男も私だ。そして無能な監督は私だが、これらのことは我々にとってはポジティブなことだ」とコメント。

また、4日のセリエA第6節ボローニャ戦を前に「我々を取り巻く状況は、以前と全く変わっていない。通常、失点を許すということはミスがあるということを意味しており、改善点があるということになるが、我々には大きな問題はない。通常、チームはアイディアとプレースタイルを統一するためにも監督交代は避けたいところだ。インテルを指揮して3か月が過ぎたが、その間にW杯予選による中断が3回もあった。夏季合宿は行ったが、シーズン序盤に完璧な競争力をつけることは不可能だった」と話した。