レアル・マドリーのオランダ代表FWルート・ファン・ニステルローイ(31)が、元同僚のアントニオ・カッサーノ(25)について語った。

レアル・マドリー時代に極度のスランプに陥ったカッサーノが、再びイタリア代表メンバー入りを果たしたことについて「好調な彼の姿を見ることができて嬉しい。彼は実力を再び発揮することに成功しているようだね。レアル時代は良くなかったが、彼の才能を疑うものはいなかったよ。フィジカルコンディションを保ち、サッカーを楽しむことが必要だったのだろう」とファン・ニステローイ。

一方、オランダ代表が最終戦のルーマニア戦でターンオーバーを行うか否かの論争が高まっていることについてファン・ニステルローイは「我々はプライドを持ったグループであり、クリーンなイメージを維持したい。そして我々は現在のレベルに達するために、必死に練習を重ねてきた。今ここでそのレベルを下げるわけにはいかない。ルーマニア戦での結果は今後に影響を及ぼす」とコメント。既に死の組と呼ばれるグループリーグの突破が決まっている中、最終戦でも全力で戦うことを誓った。