【知っ得!虎の巻】Webブラウザを使った痕跡を消そう
パソコンの利用目的といえば、Webサイトの閲覧やメールの送受信、文書作成、画像編集などさまざまだ。この中でもWebサイトの閲覧は、自宅でブログや映像配信サイトを見たり、仕事で資料を探したりと、もっとも利用されているものだろう。
ところが、パソコンを共同で使用している場合、自分が利用するより前に使用した人の閲覧履歴や入力情報が残っていたという経験をお持ちの方はいないだろうか。これはブラウザの機能によって記録されたものだ。個人で使用する場合は次回のアクセスが楽なので便利だが、ほかの人が閲覧したコンテンツ内容が分かったり、逆に自分が利用したコンテンツがほかの人に見られてしまうのは、あまり気分のいいものではない。
このような場合に備えて、Webブラウザに記録された情報を削除する方法を紹介しよう。
■知っ得 No.0045 ブラウザで見られては困る履歴を削除する
共同で利用しているパソコンに、会社で休み時間に息抜きで見たサイトの履歴や、以前入力した入力フォームの内容、ログインIDなどの情報が残らないように、ブラウザに記録された履歴を消しておきたい場合もあるだろう。
Internet Explorer 7では、[インターネット オプション]の設定画面を開いてこれらの記録された履歴などの情報をすぐに削除できる。
共有で使っているパソコンを人に明け渡す場合は、履歴を削除しておくように心掛けよう。
●過去に開いたWebサイトの履歴を削除
[履歴]を確認すると、これまでに閲覧したサイトの履歴が……(画面1)。
ツールバーから[ツール−インターネット オプション]を選択する(画面2)。
[全般]ダフの[閲覧の履歴]の項目にある[削除]ボタンをクリックする(画面3)。表示された[閲覧の履歴の削除]ダイアログボックスから、[履歴]の項目にある[履歴の削除]ボタンをクリックする(画面4)。
[閉じる]をクリックする(画面5)。[履歴]を確認すると、記録されていたサイトの履歴が削除されているのが分かる(画面6)。
●そのほかの情報の削除
[閲覧の履歴の削除]ダイアログボックスから削除できる内容は、以下のようになっている。状況に応じて使い分けて削除しよう。
[インターネットの一時ファイル]
表示を高速化するために、ページで表示される内容の一部が保存されている。表示したことのあるWebサイトに再度アクセスして表示する場合に、このファイルを再度呼び出して表示している。これらの保存されているファイルを削除するには、[ファイルの削除]ボタンをクリックする。
[Cookie]
Webサイトなどで入力・設定したログイン情報などを保存するために、Webサイトによってパソコンに保存されたファイル。これらの情報を削除するには、[Cookieの削除]ボタンをクリックする。
[履歴]
これまでにアクセスしたWebサイトの記録。履歴の一覧からクリックすることで、再度そのWebサイトを開くことができる。これまでの履歴を削除するには、[履歴の削除]ボタンをクリックする。
[フォームデータ]
フォームに入力した情報が保存されている。Webサイトのコンテンツ内にある入力フォームに実際に入力した内容を保存しており、再度入力の際に以前に入力したことのある内容から選ぶことができる。フォームデータを削除するには、[フォームの削除]ボタンをクリックする。
[パスワード]
以前ログインしたWebサイトに再度アクセスした際に自動的にパスワードを入力する。記憶しているパスワードを削除するには、[パスワードの削除]ボタンをクリックする。
なお、これらの内容を一度にすべて削除したい場合は、[閲覧の履歴の削除]ダイアログボックスの下にある[すべて削除]ボタンをクリックすればよい。
■こちらもオススメ!PC 最新ニュース
・フォルダを使いやすくカスタマイズしよう
・秘密を守る!大事なファイルを隠す技
・パソコンの動作が不安定!どうする
・Office 2007で作成したファイルが開けない
・【知っ得!虎の巻】バックナンバー一覧
編集部:篠崎 哲(ジャムハウス)
制作編集:エヌプラス
Copyright 2008 livedoor. All rights reserved.
ところが、パソコンを共同で使用している場合、自分が利用するより前に使用した人の閲覧履歴や入力情報が残っていたという経験をお持ちの方はいないだろうか。これはブラウザの機能によって記録されたものだ。個人で使用する場合は次回のアクセスが楽なので便利だが、ほかの人が閲覧したコンテンツ内容が分かったり、逆に自分が利用したコンテンツがほかの人に見られてしまうのは、あまり気分のいいものではない。
■知っ得 No.0045 ブラウザで見られては困る履歴を削除する
共同で利用しているパソコンに、会社で休み時間に息抜きで見たサイトの履歴や、以前入力した入力フォームの内容、ログインIDなどの情報が残らないように、ブラウザに記録された履歴を消しておきたい場合もあるだろう。
Internet Explorer 7では、[インターネット オプション]の設定画面を開いてこれらの記録された履歴などの情報をすぐに削除できる。
共有で使っているパソコンを人に明け渡す場合は、履歴を削除しておくように心掛けよう。
●過去に開いたWebサイトの履歴を削除
[履歴]を確認すると、これまでに閲覧したサイトの履歴が……(画面1)。
ツールバーから[ツール−インターネット オプション]を選択する(画面2)。
画面1 これまでに閲覧したサイトの履歴が表示される | 画面2[ツール−インターネット オプション]を選択 |
[全般]ダフの[閲覧の履歴]の項目にある[削除]ボタンをクリックする(画面3)。表示された[閲覧の履歴の削除]ダイアログボックスから、[履歴]の項目にある[履歴の削除]ボタンをクリックする(画面4)。
画面3[閲覧の履歴]の項目にある[削除]ボタンをクリック | 画面4[履歴]の項目にある[履歴の削除]ボタンをクリック |
[閉じる]をクリックする(画面5)。[履歴]を確認すると、記録されていたサイトの履歴が削除されているのが分かる(画面6)。
画面5[閉じる]をクリック | 画面6 サイトの履歴が削除されている |
●そのほかの情報の削除
[閲覧の履歴の削除]ダイアログボックスから削除できる内容は、以下のようになっている。状況に応じて使い分けて削除しよう。
[インターネットの一時ファイル]
表示を高速化するために、ページで表示される内容の一部が保存されている。表示したことのあるWebサイトに再度アクセスして表示する場合に、このファイルを再度呼び出して表示している。これらの保存されているファイルを削除するには、[ファイルの削除]ボタンをクリックする。
[Cookie]
Webサイトなどで入力・設定したログイン情報などを保存するために、Webサイトによってパソコンに保存されたファイル。これらの情報を削除するには、[Cookieの削除]ボタンをクリックする。
[履歴]
これまでにアクセスしたWebサイトの記録。履歴の一覧からクリックすることで、再度そのWebサイトを開くことができる。これまでの履歴を削除するには、[履歴の削除]ボタンをクリックする。
[フォームデータ]
フォームに入力した情報が保存されている。Webサイトのコンテンツ内にある入力フォームに実際に入力した内容を保存しており、再度入力の際に以前に入力したことのある内容から選ぶことができる。フォームデータを削除するには、[フォームの削除]ボタンをクリックする。
[パスワード]
以前ログインしたWebサイトに再度アクセスした際に自動的にパスワードを入力する。記憶しているパスワードを削除するには、[パスワードの削除]ボタンをクリックする。
なお、これらの内容を一度にすべて削除したい場合は、[閲覧の履歴の削除]ダイアログボックスの下にある[すべて削除]ボタンをクリックすればよい。
■こちらもオススメ!PC 最新ニュース
・フォルダを使いやすくカスタマイズしよう
・秘密を守る!大事なファイルを隠す技
・パソコンの動作が不安定!どうする
・Office 2007で作成したファイルが開けない
・【知っ得!虎の巻】バックナンバー一覧
編集部:篠崎 哲(ジャムハウス)
制作編集:エヌプラス
Copyright 2008 livedoor. All rights reserved.