マンチェスター・ユナイテッドから宿敵リヴァプールへの移籍を求めていたアルゼンチン代表DFガブリエル・エインセ(29歳)だが、その望みが絶たれたことが分かった。
 2日間にわたるプレミアリーグの審問で、マンUのデイヴィッド・ギル最高経営責任者が署名した、約16億円で売却を認める書面は、マンUが選手を売却すると確約したことにはならないとされたからだ。
 エインセは、リヴァプールのベニーテス監督がその金額をオファーしたら、リヴァプールへ移籍できると主張していた。
 マンチェスター・ユナイテッドのスポークスマンは、「プレミアリーグの委員会が我々の主張を認めてくれたのを喜んでいる」とコメントした。
 エインセがあくまで移籍を望むならば、海外へ道を求めることになりそうだ。